
こんにちは。Mr.Tです。
今回は評価者に対しての不満です。
評価。
組織に属している限り、「評価」というものはずっとついてきます。
上司からの評価、お客さん・患者さんからの評価、個人の評価、店舗の評価などなど。
評価が昇給や昇格に繋がることはいうまでもありません。
今回はそんな評価に関して、評価者に対しての不満です。
なぜ薬剤師に関係ない人に評価される?
まず、何を評価するのかにもよります。
数字関係なのか、取り組み姿勢なのか、その他様々な評価項目があると思います。
数字関係であれば評価しやすいです。
例えば前年比で売上110%を目標にすれば、それを超えたかどうか。
誰が見ても評価はできます。
しかし、取り組み姿勢や薬剤師の仕事内容に関してはどのように評価するのか?
その場でその人の仕事の様子を見ている人はいません。
薬局内で共に働いているので、管理薬剤師が他の薬剤師を評価するのは理解できますが、残念ながらMr.Tの会社はそうではありません。
その場で社員の仕事ぶりを見ていないマネージャーであったり、店長が評価をつけています。
だから、取り組み姿勢や薬剤師の仕事内容といった項目があっても、結局何を見て評価しているのかがわからない。
「患者に適切な服薬指導ができていますか?」
仮にA~Eの5段階評価だとして
「B」
って何を持って「B」なんでしょう?
仕事ぶり、実力を見てない上司が何を見て評価してるんだよって話です。
一応、評価者に対する面談もありますが、評価に関する質問をしても答えられない始末です。
ココがダメ
Mr.T:「Bって何を根拠にBなんですか?」
上司:「Aはとても素晴らしい人にしかつけられないから…」
Mr.T:「これだけの数字、結果を残して素晴らしくないんですか?」
上司:「いや、素晴らしいんだけど…」
Mr.T:「じゃあ、どれだけの数字、結果を残せばA取れるんですか?そもそも素晴らしいの根拠は?数字で表せないものをどのようにして素晴らしいと評価しているんですか?」
上司:「…」
Mr.T:「答えられないんだったらもう結構です。」
実際にあった会話です。
残念ながらMr.Tの最近の上司ガチャはこれでもか?ってぐらいハズレばかりなのでどうすることもできません。
ガチャの確率、意図的に操作してないか?
詫び石はよ。
評価に感情が入っては絶対にダメ
評価するのは人間なので、「感情」というものが入ってきやすいのですが、評価時に感情で評価しては絶対にダメです。
すべてが崩壊します。
素晴らしい実績を残していても 「アイツ生意気だから」 と言って評価を下げるのは絶対にしてはいけません。
と言っても、これは無理でしょう。
評価者は「絶対にそんなことはしていない」と言ってもこちらから見るとあからさまにわかるのね。
「バリバリ仕事ができ、上にガンガン意見を言う人」→下からの評価はいいが、上からは耳が痛いことを言われるので評価されない。
「仕事はあまりできないが、上から言われることはすべてイエスマン」→下からは嫌われるが、上からは評価される。
以上のようなことは覚えがありませんか?
現状、Mr.Tの会社では前者のような人が出世できず、自分の力を本当に発揮できるポジションにつけない傾向があります。
逆に、後者は本部・上司のイエスマンなので出世が速く、自分の実力以上のポジションにつき、それ相応の仕事ができないので下からは批判される傾向にあります。
管理薬剤師になれるレベルではない、ミスが多く、どこの店舗でも応援を断られるような薬剤師がリーダーやマネージャーをやるような会社なのでしょうがないと言えばしょうがない。
もう諦めています。
ただ、日本の組織はどこの会社もこんなもんだと思っています。
上から好かれるのも一つのスキルです。
出世をしたい人はイエスマンのスキルを身につければいいのです。
適切な評価がされないと思っているあなたへ
「何でアイツより頑張っているのに評価が低いんだ…」
と思う人もたくさんいると思います。
「ひいきだ」
「自分は嫌われている?」
などと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし、比較する対象を間違えないようにしてください。
あなたが何を求められているのかを考えてみましょう。
例えば管理薬剤師であれば数字、教育はもちろん、薬局の管理も任せられます。
働きやすい環境を作っているか? 書類、掲示物などは適切かなど、様々なことを管理しなければなりません。
仕事が多いのです。
他の薬剤師より仕事が多いので、評価されやすいのは当然だと思いませんか?
ただ単に調剤、投薬、薬歴のサイクルを回している人よりも大変だと思いませんか?
「アイツは投薬全然いかないのに…」
と文句を言う人もいますが、あなたに管理ができるのですか?
今一度考えてみましょう。
管理薬剤師でなければ何を求められているのかを考えてみましょう。
わからなければ上司に聞いてみましょう。
- 管理薬剤師の補佐?
- ひたすら調剤?
- 新しいことに挑戦するためのアイデアを出してほしい?
- 後輩の教育?
などなど。
ただ単に自分が頑張っていると言っても、求められていないことを頑張っても無意味です。
はっきり言って、自分が一番投薬に行っていると言っても、投薬などの調剤行為はできて当然です。
自慢できることではありません。
まぁ、投薬もいかない、調剤スキルもない人間もたくさんいるので、言いたくなる気持ちはわかりますがねぇ。
もっと詳しく
まとめ
今回は評価に関しての記事を書きました。
賛否両論あるでしょう。
個人的見解なので批判は受け付けません。
評価する側・評価される側、どちらも大変です。
だからこそどちらとも真剣にやってほしい。
1年間一生懸命やってきて、無知な上司に評価されたり、好き嫌いで評価されるのはイヤでしょう?
しかし、現実にはこれが起こっているのです。
こちら側としてはやってられない。
上司を評価する制度を取り入れている会社もあるそうです。
360度評価ともいわれています。
実際にどこまで成果が出ているのかはまだわかりませんが、これも少し問題があるのではないでしょうか?
中間管理職は上からも下からも文句を言われるので大変です。
どちらからも評価されるというのはかなり困難です。
Mr.Tだったら、自分より実力不足な人が上司になったらボコボコにするでしょうね。
そういうデメリットもあると思うのです。
どこまで浸透しているのかはわかりませんが、今までの上司からの一方通行の評価方法だと、今回説明したような問題が起こるからこそ360度評価が生まれているのではないでしょうか?
評価をすべて納得して受け入れている人はごく少数だと思います。
少しでも双方が納得できる評価方法が開発されるといいですね。
終わり。
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