仕事術

一人薬剤師がツライ… 一人薬剤師のメリット・デメリットを徹底解説

2020/11/24(火)

 
こんにちは。Mr.Tです。
今回は一人薬剤師のメリット・デメリットについてです。
 

一人薬剤師のメリット・デメリット。

あなたは現在、どのような環境で働いているでしょうか。


  1. 一人薬剤師、事務なし  
  2. 一人薬剤師、事務あり 
  3. 複数薬剤師、事務なし
  4. 複数薬剤師、事務あり

Mr.Tは上記の4つの環境すべてを経験してきました。

現在も平日土曜日は時間帯によって変わりますが、1、2、3、4のすべて。

日、祝日1の完全な一人。

はっきり言って完全な一人かなりキツイです。

1ヶ月の処方箋枚数が少ない店舗の管理薬剤師だとレセコンの入力はもちろん、レセプトや備品の管理、その他の雑務も一人でこなさなければなりません。

その他、ドラッグストアの薬剤師だとOTC(市販薬)の接客や売り場づくり、発注、電話対応など仕事は山のようにあります。

今回は調剤にポイントをしぼり、一人薬剤師のメリット・デメリットについて解説したいと思います。

 

一人薬剤師で薬局を回すコツはこちらから

【一人薬剤師・コツ】慣れてしまえば怖くない! 一人薬剤師で薬局を回すコツを徹底解説
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一人薬剤師のメリット


  • 人間関係に悩まなくていい
  • 調剤薬局全体の仕事の内容が把握できる
  • 他の薬剤師の目を気にせず、自由に調剤できる
  • 会社によっては複数薬剤師の店舗より給料が高い 
  • スキルアップには最適
  • 患者との距離が近くなる

人間関係に悩まなくていい

一人ですべての業務を行うので他の人はいません。

当然ですね。 口うるさい上司やできの悪い部下もいないため自由に仕事ができます。

自分が王様であり、調剤室が自分の城です。

自分のやり方に口を出されることもなく、自由に調剤ができます。

調剤薬局全体の仕事の内容が把握できる

病院薬剤師、薬局薬剤師、ドラッグストアの薬剤師もそうですが、ほとんどの薬剤師がレセコン入力やレセプトはできません。

なぜなら事務さんがやってくれるからです。

一人薬剤師だとすべて行わなければならないで、調剤全体の流れがすべてわかります。

在庫管理や備品管理、数値管理も行うので薬局を経営するという視点も身につきます。

他の薬剤師の目を気にせず、自由に調剤できる

人によって調剤や管理の仕方が違うので、他人から指摘されることなく些細なことでイライラしません。

錠剤の端数をどうするとか、一包化はこうするとかの細かいルールは自分で決めてOKです。

会社によっては複数薬剤師の店舗より給料が高い

Mr.Tの会社は一律同じです・・・

スキルアップには最適

調剤薬局の流れの把握だけでなく、直面した問題に対してすべて一人で解決しなければならないため、スキルがかなり上がります。

わからないことをすぐに他の人に聞けるような環境ではないので、自分で考えて解決しなければいけません。

自分で解決した方が人に聞くより記憶に残るのでレベルアップの速度が全然違います。

患者との距離が近い

すべての患者を自分一人で対応するので患者との距離が近くなります。

時間があればゆっくり会話することができ、深く患者のことを知り、加算やかかりつけ算定なども取りやすくなります。

 

一人薬剤師のデメリット


  • 調剤業務をすべて一人で行うのが大変
  • 調剤過誤のリスクが高く、かなりのプレッシャーを感じる 
  • 混んでしまうと患者を待たせてしまう
  • 休憩時間がとりずらい
  • 休暇もとりずらい
  • パニックを起こすとすべてが終わる

調剤業務をすべて一人で行うのが大変

受付から投薬まですべて一人でこなすのはかなり大変です。

やることが多く、段取りをすべて理解してスムーズにできるようにならないと一人で調剤することはできません。

調剤過誤のリスクが高く、かなりのプレッシャーを感じる

併用禁忌や処方量の確認、正確なピッキングなどをすべて一人で行わなければなりません。

他の人に監査してもらうことができないので、全責任を自分で負うことになります。

混んでしまうと患者を待たせてしまう

自分一人しかいないので、一人の患者しか対応できません。

複数人、患者が来てしまうと当然待ってもらうことになります。

状況をしっかりと説明できないとクレームにつながります。 長時間待つのが好きな患者はいません。

休憩時間がとりずらい

薬剤師の休憩時間に薬局を閉めている店舗であれば休憩をしっかりと取れますが、開いている店舗だと患者が来る度に休憩時間に呼び出されることになります。

患者は薬剤師の休憩時間など知りません。 お昼にカップラーメンは食べれません・・・

休暇もとりずらい

自分が休んだら薬局は営業できません。

他に入ってくれる薬剤師がいれば休暇をもらえますが、薬剤師が足りないと言われている現在、そう簡単に会社は休暇を取らせてくれないことが多いと思います。

Mr.Tの会社は他の薬剤師のシフト次第です。 有給をまったく使えないということはありませんが、「●曜日に休みが欲しい」と言っても、取れないことが多いです。

パニックを起こすとすべてが終わる

一人薬剤師を嫌がる理由は誰も助けてくれないことだと思います。


  • 患者がたくさん来てしまう
  • プリンターの紙切れやインク切れ 
  • 電話が鳴り、FAXが届く
  • OTCで呼ばれる
  • 分包機の故障 などなど・・・

いつ、どのようなトラブルが起こるかはわかりません。

Mr.Tは一人の時に、以上の5つのトラブルが一遍に起こったことがありました。

どれから手をつけていいかわからず、パニックになりかけました…

冷静になって一つ一つ対処できればいいのですが、本当にパニックに陥ってしまい、何もできくなってしまう薬剤師も多数います。

 

 

 

まとめ

以上、一人薬剤師のメリット・デメリットについて解説してきました。

薬剤師として単純なスキルやレベルアップを目指すのであれば一人薬剤師はオススメです。

その分、苦労も多いです。 人によってタイプが違うので、一人薬剤師に適性があるかどうかは上司がきちんと見分けてあげないといけないと思っています。

残念ながらMr.Tの会社では、一人薬剤師は楽な店舗という認識で1年目の経験年数が浅い新人薬剤師にもやらせます。

経験値を上げるという目的ではなく、単純に薬剤師が少ないからという理由です。

一人薬剤師のプレッシャーや大変さから体調を壊してつぶれてしまったり、やめていってしまった薬剤師を数多く見てきています。

それほどキツイ仕事であるとMr.Tは思っています。

経験したことのない人は「枚数が少ないから楽なんでしょ?」という認識を持っている人が多いです。

1日の処方枚数で見ればしょうがないのかもしれません。

調剤室の動きを見ても1日に処方箋が200枚来る店舗と15枚来る店舗では忙しさは全然違います。

しかし、一人薬剤師だとやることが多いことと、自分しかいないというプレッシャーが複数人数の薬剤師とでは比べ物になりません。

一人薬剤師はもっと評価されていいと思います。

現在、一人薬剤師で働いている人は多いです。

一人で薬局を回しているということにもっと自信と誇りを持ちましょう

一人で回すことができれば他のどこの店舗に行っても通用するスキルが身につきます。

忙しく、様々な悩みを抱えている人もいると思いますが、Mr.Tは一人薬剤師を応援しています

一緒に頑張りましょう!

 

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