薬局・薬剤師

OTCにもお薬手帳の概念を。なぜ病院では使うのにOTCでは存在しない?

2021/3/16(火)

 
こんにちは。Mr.Tです。
今回は個人的な提案です。
 

お薬手帳。

処方箋で薬を貰っている人には常識的なもの。

タダで作れるし、3カ月以内に同じ薬局に再来局すれば支払う料金が安くなるという優れもの。

飲み合わせも確認できるし、自分の体を守るための必需品です。

 

お薬手帳のメリットについては以下の記事から

お薬手帳を新しく作ろう! お薬手帳の必要性・メリットについて徹底解説
お薬手帳を新しく作ろう! お薬手帳の必要性・メリットについて徹底解説

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処方箋の方のお薬手帳は浸透していますが、OTC(市販薬)のお薬手帳というものはありません。

処方箋の方のお薬手帳に飲んでいるOTCを書けばいいだけの話ですが。

OTC同士にも飲み合わせが危険なものがあり、お客さんからもよく

「これらのOTCは一緒に飲んでいいのか?」

と質問されることがあります。  

自店で扱っている薬ならすぐにわかりますが、他のお店で扱っている薬などは調べないとわかりません。

調べるのがかなりの手間です。

本当にその薬なのかもわかりませんし、仮にパブロンやバファリンと言ってもかなりの種類があります。  

 

パブロンシリーズの例  

 

 

バファリンシリーズの例  

 

パブロン、バファリンの例を4つずつ上げましたが、実際にはもっとたくさんのパブロン、バファリンシリーズが販売されています。

パブロン50、ゴールドA、kids、EX、premium、DX、GOLDなどなど…

成分が商品ごとに違ってくるのでとても厄介です。

 

提案

そこでMr.Tからの提案。


  1. OTC用のお薬手帳を販売する
  2. OTCの箱の中に成分が書いてあるシールを入れる
  3. OTCの箱の中にバーコードのシールなどを入れ、読み取れば成分などの情報がわかるシステムを作る  

 

1.OTC用のお薬手帳を販売する

病院に行かない、OTCだけで済ませている人たちはまず薬局には来ません。

もちろん、お薬手帳の存在すら知りません。  

OTCを売っている棚の一部にお薬手帳を置いて販売し、お薬手帳の有用性を広める。

無料で配っても全然構わないのですが。

おしゃれなデザインや流行りのアニメとかを表紙にしたら売れそうじゃね?

2.OTCの箱の中に成分が書いてあるシールを入れる  

お薬手帳を持ったら、購入したOTCについてくるシールを貼ってもらいます。

そのシールにはその薬の成分が書いてあるので、一目で飲み合わせの確認が可能です。  

3.OTCの箱の中にバーコードのシールなどを入れ、読み取れば成分などの情報がわかるシステムを作る  

バーコードであればコンパクトだし、幅も取らない。

「ピッ」て読み取るだけで成分が出てくるのであればすごく楽。    

 

まとめ

製薬会社にとってメリット(利益)がないので実現は不可能だということはわかってますよ。  

OTCはそこまで危険な成分は入っておらず、飲み合わせが大問題になることはまれです。  

しかし、アレルギーや副作用に引っかかってしまうと苦しい思いをするのは自分自身です。

また、薬剤師や登録販売者に相談しないで自分一人でOTCを選び、飲み合わせも確認するのは至難の業です。  

飲み合わせを聞かれる薬剤師も感じてることだと思いますが、自分が知らないOTCや自店で扱ってないOTCの詳細はわからないと思います。

しかし、成分は理解しているので成分さえわかれば飲み合わせを判断するのは容易です。  

 

薬剤師にもお客さんにも双方メリットがあると思うのですが、まぁ、実現はムリですよね。

 

おわり。

 

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