薬学部で高校の教科書は使える？持って行った方がいい？

薬学部に入るんだけど、高校の時に使っていた教科書は使えるの？

使えるなら持っていくけど、荷物になるからできれば置いていきたいし…

Mr.T

大学で新しい教科書を買うから持っていく必要はないし、持っていかなくても何とかなるよ。

持って行っても活躍する機会は少ないね。

でも、お気に入りのものがあれば持っていってもいいかもしれないね。

薬学部に入学する際に、高校に時に使っていた教科書や参考書を持って行こうか迷っている人は多いでしょう。

結論から言うと、大学で新しい教科書をたくさん購入するので持っていく必要はなく、持っていっても活躍する機会は少ないです。

同じ化学でも高校と大学では内容が全く違うので、高校の教科書を参考にすることはほとんどありません。

しかし、教科によっては参考になるものがある可能性もあります。

今回は薬学部で高校の教科書は使えるのか？持って行った方がいいのかを説明していきます。

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薬学部で高校の教科書は使える？

この章では薬学部で高校の教科書が使えるかどうかについて説明します。

高校の教科書はほとんど使わない

薬学部の1年次は基礎科目なので高校の内容と少し被ることもありますが、基本的には高校の教科書は使いません。

大学で新しい教科書を大量に購入するので、高校の教科書は必要ありません。

また、学年が上がるにつれて内容もさらに専門的になるので、高校の教科書の出番はなくなっていくでしょう。

Mr.T

高校の教科書がなくても授業にはちゃんとついていけるから大丈夫だよ。

教科によっては使えるものもある

教科によっては使えるものがあるかもしれません。

高校の教科書や参考書の方が優しく書かれているため、自分が苦手な科目などは参考になりやすいでしょう。

また、数学や物理なども1年次の基礎科目であることが多いので、苦手なのであれば持って行ってもいいかもしれません。

Mr.T

後で詳しく話すけど、微積のやり方を忘れて苦労した記憶があるよ…

お気に入りのもの、使いやすいものは持って行ってもいい

受験勉強などで使っていたお気に入りの教科書や参考書、使いやすいものは持って行ってもいいかもしれません。

自分にとって使いやすいものは、何かわからないことがあったらすぐに調べられるので効率がいいです。

しかし、そこまで多くの教科書や参考書を持っていく必要はないでしょう。

Mr.T

荷物になるだけだし、結局使わなくなるからね。

Mr.Tの経験談

この章ではMr.Tの経験談を説明します。

持って行ったもの

Mr.Tは実際に2冊だけ受験の時に使った参考書を持っていきました。

持って行ったのは以下の2冊。

どちらも改訂版が出ているのでMr.Tが持っているのは古いバージョンですが、「化学の新研究」は受験会で有名な化学の参考書です。

また、Mr.Tは高校では物理を選択し、生物はまったく手を付けていませんでした。

受験でも生物は使わなかったため、「大学でついていけないのでは？」と思って受験を終えた友人から生物の参考書をもらって大学にもっていきました。

一度も開くことがなかった

結果的に一度も開くことなく大学生活を終えました。

大学の教科書の方が内容が詳しいので、高校の時の教科書や参考書が活躍する場はありません。

教科書に書いてないことはネットでも調べられますし、図書館に行けば山ほどの参考書が置いてあります。

2冊だけだったので荷物にはなりませんでしたが、結果的にはずっと本棚に眠ったままでしたね。

Mr.T

受験の時はたくさん使ったけど、大学ではまったく使わなかったね。

あった方がいいと思ったもの

薬学部は暗記する教科が多いです。

暗記で乗り切れる教科は問題ないのですが、理解を伴う教科でMr.Tは少し苦しみました。

特に数学や物理は計算が多く、微分積分を多く使い、物理の分析系の実験などでもlogなどの指数関数や対数関数などをよく使います。

Mr.Tは計算方法を忘れて大苦戦しました。

大学の教科書では微分積分、指数・対数関数の基礎ややり方が書いてあるものがなく、何とかネットで調べたりなどで乗り切りました。

数学が苦手な人は数学系の教科書や参考書はあった方が安心かもしれません。

Mr.T

数学は大得意だったんだけど、使わないからやり方を忘れてしまっていたんだ…

英語関係は電子辞書でOK

大学では英語の科目があり、研究室に入ると英語の論文を読まなくてはなりません。

「単語帳などをもっていったほうがいいのでは？」

と思う人も多いかもしれませんが、まったく必要ありません。

電子辞書があれば問題なく、今ではスマホからでも簡単に調べられます。

授業中にスマホは怒られる場合がありますが、電子辞書であれば堂々と出して検索することができます。

Mr.T

1年次の英語はめちゃくちゃ簡単だから心配する必要はないよ。

物理・生物について

物理や生物は高校でどちらか一つしか選択していない人も多いでしょう。

Mr.Tは物理を選択していたので、生物はノータッチです。

薬学部ではどちらかというと生物の方が高校の内容が役立つので、薬学部に行きたい人は生物を選択しておいた方がいいです。

1年次で物理の科目もありますが、基本的なものなので履修していない人も特に心配はいりません。

国家試験でも物理の科目はありますが、高校の内容とは全くの別物なので、無理して高校の物理を勉強する必要は全くありません。

Mr.T

物理はベクトルとかのイメージが強いけど、国家試験では一切出ないからね。

受験のときに使った参考書や赤本・テキストは捨てずに買い取ってもらおう

受験の時に使った参考書や赤本、テキストは捨てずに業者に買い取ってもらいましょう。

特に赤本は毎年新しいものがでるので、新しいものを早めに売れば高額で買い取ってもらえます。

買取業者はたくさんありますが、その中でも「学参プラザ」がおすすめです。

「学参プラザ」は、受験のときに使った参考書や赤本、テキストなどを買い取ってくれる買い取り業者です。

買取実績も多く、「Amazonマケプレアワード 2016 カテゴリー賞」も受賞している信頼できる会社です。

10冊以上で送料無料、送るための段ボールを無料でもらえるなどのサポートやメリットも大きいので、使い終わった参考書類は新しいうちにすぐに学参プラザに買い取ってもらうことをおすすめします。

Mr.T

薬学部に入って高校の時に使っていた参考書を見ることはほぼないからね。

早めに売ってお金にして、大学の教科書代に回した方がお得だよ。

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まとめ：大学で高校の教科書を開くことはほぼない

今回は薬学部で高校の教科書は使えるのか？持って行った方がいいのかについて説明してきました。

最後にもう一度まとめます。

高校の時に使っていた教科書・参考書を大学で開くことはほとんどありません。

薬学部の教科書は量も多く高いので、合格が決まったら早めに売ってしまい、そのお金を大学の教科書代に回した方がいいでしょう。

実際、Mr.Tも一度も開くことがなかったですし、わからければ今はネットで何でも調べることができます。

大学の図書館を活用することもできます。

持っていく、捨てる、売るにしても、後悔しないような選択をしましょう。

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参考、画像引用：学参プラザ公式ページ