テープ起こしに興味があるんだけど、何が必要なの?
特別な知識や能力は必要?
最低限必要なものはパソコンとネット環境、イヤホンやヘッドホンかな。
その他にもあった方が格段に仕事がはかどるアイテムを紹介していくよ。
テープ起こしに特別な能力は必要ないから誰でも始められるんだ。
こんな方におすすめ
- テープ起こしの始め方や必要なものを知りたい
- テープ起こしに必要な知識や能力を知りたい
テープ起こしは特別な知識や能力は必要なく、パソコンとインターネット環境、イヤホンやヘッドホンがあればすぐに始めることができる副業として注目を集めています。
しかし、ある一定のパソコン操作のスキルや一般常識、国語力は必要であり、テープ起こしを効率的に行うために必要なアイテムもたくさんあります。
今回はテープ起こし・文字起こしの始めるにあたって必要なものや知識や能力について説明していきます。
この記事を読めばテープ起こしの始め方に関する基本的な知識が一通り身につきますよ!
ココがポイント
- 絶対に必要なもの・ソフトは必ず用意する
- あったほうがいいもの・ソフトは作業効率アップにつながる
- 特別な知識や能力は必要ない
- 一般常識や国語力、パソコンの操作は必要
- 仕事に責任感を持つ
テープ起こしの通信講座 おすすめ2選 |
|
テープ起こしの関連記事
\パソコン操作が苦手でもOK!/
Contents
テープ起こし・文字起こしの始め方と必要なもの
この章ではテープ起こしの始め方と必要なものを説明します。
テープ起こしを始めるに当たって最低限必要なものと、なくてもできますが、あったほうが効率的にすすめることができるおすすめのものを紹介していきます。
絶対に必要なもの
ココがポイント
- パソコン
- イヤホン or ヘッドホン
- インターネット環境
- プリンター or タブレット
以上の4つは絶対に必要なものです。
一つずつ解説していきます。
パソコン
音声を再生したり、文字を書き起こすことに必須なものがパソコンです。
OSは自由です。
テープ起こしを始めるために、今持っているパソコンに加えて新しいパソコンを購入する必要はありません。
Wordなどは文章の校正のためによく使うので、Microsoft製品は一通りそろえておいた方がいいでしょう。
文章を作る際にメモ帳とかのWord以外のソフトでもいいんだけど、Wordで作るように指示されることも会社によってはあるんだ。
イヤホン or ヘッドホン
イヤホンかヘッドホンを用意しましょう。
初心者は今持っているもので問題ありません。
パソコンのスピーカー音では聞き取りが困難なので、基本的にイヤホンかヘッドホンでテープ起こしを行います。
イヤホンやヘッドホンはさまざまなものがあり、金額が高いものは質がいいのは当たり前です。
ある程度テープ起こしの経験を積んでから自分に合うものを探せばいいでしょう。
初心者は手元にあるもので全然問題ありません。
Mr.Tも始めたときはコンビニで適当に買った安いイヤホンだったよ。
インターネット環境
インターネット環境は必須です。
テープ起こしは基本的に音声再生ソフトと、メモ帳などのテキストエディターしか使いません。
しかし、仕事の受注でインターネットを使いますし、わからない言葉を検索するときもインターネットが便利です。
コチラもチェック
テープ起こし・文字起こしで聞き取れない言葉の検索方法を徹底解説
続きを見る
プリンター or タブレット
書き起こした文章をチェックするためにプリンターかタブレットを用意しましょう。
パソコンで作った文章を他の媒体で見直すことにより、誤りが発見しやすくなります。
プリンターでプリントアウトして見直すのが一番の方法ですが、プリンターが家にない、インクや紙代が気になるという人もいるでしょう。
そんな人はipadなどのタブレットでチェックするのがおすすめです。
パソコンで作った文章をipadにメールなどで送り、ipadでチェックを行うのです。
Mr.Tはプリンターが壊れていたため、ipadで最終チェックを行っていたんだ。
パソコン以外の他の媒体でチェックすると結構直すところが見つかるよ。
あった方がいいもの
記者ハンドブック
最新版の記者ハンドブックを用意しておきましょう。
通信講座でテープ起こしの勉強ができる「たのまな」では、記者ハンドブックを基に学習を進めていきます。
例として、
「経験をいかす」
の「いかす」は「活かす」と「生かす」のどちらを使うでしょうか。
「活かす」を使いたくなる人が多いのではないでしょうか。
どちらを使っても正解なのですが、記者ハンドブックでは「生かす」が正解です。
「活かす」は常用漢字表に記載されていないため、使わない決まりになっているのです。
一例を挙げましたが、この他にもどの漢字を使うのか、ひらがな表記にするのかなど、記者ハンドブックを参照しないとわからないことがたくさんあります。
学習を始める前にぜひ最新版の記者ハンドブックを購入しておきましょう。
通信講座での勉強でも記者ハンドブックを参照してくださいと言われるからね。
テープ起こしをする際には必須だよ。
たのまなの関連記事
フットペダル・フットスイッチ
フットペダル、フットスイッチとは、足を使ってキーボードの操作をするペダルのことです。
車のアクセルやブレーキのようなものですね。
これは必須ではないですが、あると格段に作業スピードが上がります。
特に音声の再生、停止をする際に大活躍します。
フットペダルがなければ、音声の再生などをマウスかショートカットキーを用いて操作しなければなりません。
そうするとキーボードから手が離れ、元のポジションに戻すのが面倒ですし、時間がかかります。
テープ起こしでは再生・停止をする回数が半端な回数ではありません。
何十回、何百回と再生・停止を繰り返します。
その度にキーボードから手を離していると疲れるし、時間の無駄です。
Mr.Tは3個ペダルがついた物を購入し、左から「巻き戻し」「再生・停止」「早送り」と設定しています。
9割方「再生・停止」を使うので、初めて買う人は3個付きではなく、1個の物でもいいので購入しておきましょう。
しかし、3個のほうがやっぱり楽ですよ。
Mr.Tは3000円程度の3個付きのフットスイッチを最初に買いました。
勉強を始めたときはMr.Tはフットスイッチは使っていなかったんだ。
音声の再生・停止が非常に面倒だったのでフットスイッチを買ってみたところ、嘘のように作業がはかどったよ。
絶対に必要なソフト
ココがポイント
- テキストエディター
- 音声再生ソフト
- メールソフト
- PDFファイル閲覧ソフト
以上の4つは絶対に必要なソフトです。
一つずつ解説していきます。
テキストエディター
「メモ帳」や「サクラエディタ」などのテキストエディターで実際にテープ起こしを行っていきます。
Wordで行ってもいいのですが、テキストエディターのほうがWordより軽く、サクサク動きます。
また、完成した原稿を提出するときにテキストエディターで提出するように依頼されることもあるので、テキストエディターとWordのどちらとも使えるようにしておきましょう。
Mr.Tはテープ起こしの作業はテキストエディター。
校正はWordと使い分けてるよ。
音声再生ソフト
依頼者から音声データをもらい、そのデータを再生するためのソフトが必要です。
音声を再生するソフトはパソコンの中にはじめからはいっていますが、テープ起こしには向いていないので、音声再生ソフトをダウンロードしましょう。
有料・無料のものがありますが、無料のもので構いません。
例として以下のようなものがあります。
- ExpressScribe
- okoshiyasu2
Mr.Tは「okoshiyasu2」を使っているよ。
無料だけど問題なくテープ起こしを行っているよ。
メールソフト
仕事の受注や資料のやり取りはメールで行うことが多いです。
インターネット環境が整っていれば、パソコンの中のメールソフトが使えるので特に問題ないかと思います。
Mr.TはOutLookとブログのメール機能を使い分けてるよ。
PDFファイル閲覧ソフト
Adobe ReaderなどのPDFファイル閲覧ソフトも用意しておきましょう。
仕事の資料はPDFで送られてくることがあるので、PDFを使えないと仕事ができない可能性があります。
よっぽど古いパソコンじゃなければ、音声再生ソフト以外はパソコンに入ってるよ。
音声再生ソフトだけはダウンロードが必要だね。
あったほうがいいソフト
ATOK
ATOKは日本語入力ソフトの一つです。
ATOKにはさまざまな機能がありますが、テープ起こし中に特に使える機能が以下の二つ。
- ①省入力機能:前に一度入力した単語などは、その先頭の文字を入力するだけで表示される
- ②各種辞書:別売の「記者ハンドブック」を補助辞書として組み込むことで、紙の辞書を引かなくても記者ハンドブックの表記が候補として表示される
テープ起こしでは何度も同じ言葉が出てくるので、①の機能がとても役立ち、時短につながります。
また、②はATOK用のダウンロード版の記者ハンドブックを購入しなくてはいけませんが、いちいち紙の辞書を引かなくても表記が表示されるのでとても楽です。
例えば「さらに」は「更に」ではなく「さらに」と記者ハンドブックではひらがなで表記する決まりがあり、自動で教えてくれるのです。
ATOKもダウンロード版の記者ハンドブックも有料なので絶対に用意しなければいけないというわけではありませんが、用意しておくと作業がスムーズに進みます。
ATOKに関しては1カ月は無料で使えるので、使ってみて判断してください。
Mr.Tは学習中はATOKを使ってなかったんだけど、資格試験で時間があまりにも足りなかったからATOKを使ってみたんだ。
資格試験はつまずいてしまうと調べる時間がかなり取られてしまい、時間が足りなくなることがあるから、ATOKはとても役にたったよ。
テープ起こし・文字起こしに必要な知識・能力
この章ではテープ起こしに必要な知識・能力について説明します。
必要な知識
特に特別な知識は必要ありません。
仕事をする上で一般的な知識です。
ココがポイント
- 一般常識・語彙(ごい)力
- 基本的なパソコンの知識
- 守秘義務
一般常識・語彙力
テープ起こしはいくらタイピングが速く、うまく音声を聞き取れたとしても語彙力がないとスピーディーに仕事をこなすことは不可能です。
知らない言葉を人間は聞き取れません。
自分がどれだけ本や新聞などの活字を読み、どれだけ語彙力をストックしているか、知識があるかがカギとなります。
テープ起こしでは自分の得意ではない分野の仕事もしなければなりません。
必要最低限の知識を持っていないと仕事の時間がかかるだけでなく、誤った表記で提出してしまうと依頼者の信頼を失ってしまいます。
基本的なパソコンの知識
テープ起こしでは必ずパソコンを使うため、基本的なパソコンの知識が必要です。
使用するソフトの使い方、ダウンロードの仕方、メールの扱い、ネット検索の仕方など、基本的なパソコンの操作は覚えておきましょう。
守秘義務
テープ起こしに限らず、どの仕事においても守秘義務について理解しておくことは重要です。
依頼者からの仕事の内容は、基本的に口外してはいけません。
その内容がまだ世の中に広がっていない場合も多く、悪意がなくても家族や友人にしゃべったり、SNSなどで拡散してしまうと完全にアウトです。
情報はどこから漏れるか分かりません。
親しい人にも絶対に仕事内容について口外してはならず、仕事が完了したら外に流出しないようにデータを消す必要もあります。
ポロっと漏らしてしまったことが重大な問題になることもあるから、守秘義務についてはちゃんと理解しておいたほうがいいよ。
必要な能力
特に特別な能力は必要ありません。
最初は能力が低くても、練習していけば自然と知識やスキルが上がっていきます。
しかし、テープ起こしを始めるに当たってあまりにも以下で紹介する能力が低いのであればスムーズに仕事が進まないので、ある程度の知識やスキルを身につけてからテープ起こしに挑戦したほうがいいでしょう。
ココがポイント
- 通常の聴力
- 一般的な国語能力
- 基本的なパソコンの操作
- 検索力
通常の聴力
通常の聴力があれば問題ありません。
私生活で音が聞き取りにくい、聴力に難がある人はテープ起こしは難しいでしょう。
テープ起こしは音声が悪く、複数人がしゃべっていて聞き取りにくいことも非常に多いです。
何度も聞いているうちに慣れてきて聞き取れるようになったり、イヤホンの工夫、音声再生ソフトのイコライザーを調整するとうまく聞こえるようになったりもしますが、聴力に自信のない人はテープ起こしの仕事はやめておいた方がいいでしょう。
一般的な国語能力
上記の必要な知識で説明した一般常識・語彙力と似ていますが、一般的な国語能力も必要です。
一般常識や語彙力はもちろん、テープ起こしでは句読点を自分で打たなければなりません。
音声通りに息の切れ目などで句読点を打つと読みにくく、意味が異なる内容になってしまう恐れもあるのです。
自分が起こした文章をよく読み、どこで句読点をつければ読みやすく、意味が通る文章になるかを考える力も必要です。
基本的なパソコンの操作
こちらも必要な能力の基本的なパソコンの知識とかぶりますが、基本的なパソコンの操作ができないとテープ起こしはできません。
ソフトなどの操作はもちろん、テープ起こしをする際にショートカットキーなどはかなりの頻度で使います。
コピペ、切り取り、貼り付けなどの基本的なショートカットキーは覚えておきましょう。
コチラもチェック
-
【ショートカットキー一覧】無駄なクリックをなくそう! 基本的なショートカットキーについて
続きを見る
タッチタイピング
キーボードを見ないで入力することをタッチタイピングといいます。
昔はブラインドタッチとも呼ばれていました。
最初はできなくても構いませんが、タッチタイピングをできるように練習するほうがいいでしょう。
音声を聞きながらキーボードを見て画面を見て、入力するキーを探していたらいくら時間があっても足りません。
タイピングは練習すればするほど上達します。
速くてもミスが多いと時間のロスになるので、ミスに気をつけながらタイピングの練習をしていきましょう。
検索力
テープ起こしを行っていると、必ず知らない言葉が出てきます。
また、前後の文脈からこの言葉で合っているかを自分で判断しなければなりません。
このようなときに自分で検索をしなければなりません。
辞書やインターネットなど調べるものはたくさんありますが、人によって検索する力、検索力が違います。
特にネット検索は調べ方の差が出やすいです。
検索力がないと知らない言葉に出会ったときになかなか解決できず、仕事に時間がかかってしまいます。
どのように検索欄に入力すれば自分が求めているページにたどり着けるか何度も練習して検索力を上げていきましょう。
知らない言葉に出会ったときの検索の仕方を以下のリンクに挙げておきます。
コチラもチェック
-
テープ起こし・文字起こしで聞き取れない言葉の検索方法を徹底解説
続きを見る
注意する点
必要なものや知識以外に、テープ起こしをする上で注意する点を説明します。
ココがポイント
- 責任感を持つ
- 決まりごとを守る
- 自分勝手なことを行わない
責任感を持つ
テープ起こしは資格が必要なく、特に特別な能力が必要なわけではありません。
副業として気軽に始めてみようと思う人が多いと思いますが、依頼者からお金を頂いているので、仕事としての責任感が必要です。
副業だから適当でいいやという考えでは駄目です。
このような考えでは品質に差が出ます。
あくまでも仕事なので、品質や納期をきちんと守り、テープ起こしのプロとして責任感を持って働きましょう。
決まりごとを守る
テープ起こしには依頼者によってさまざまな決まりごとがあります。
例えばわかりやすいのが納期です。
納期に遅れるなんてことがあれば信頼は一気に崩れます。
また、表記の仕方やフォーマットなども指定される可能性もあります。
自分のやり方もあるかと思いますが、依頼者の指示に沿って仕事をしないと信頼を失います。
依頼者からの決まりごとをしっかりと守ることが重要です。
自分勝手なことを行わない
あくまで依頼者の指示通りに行うのがテープ起こしの仕事です。
例えば聞き取れない箇所が多かったときに、やりがちなことを以下に挙げてみます。
- 恥ずかしいからといって適当な言葉で埋めること
- 前後の文脈とは関係のない単語を当てはめること
- 造語で埋めてしまうこと
また、よかれと思って指示にはない内容を付け足すこともNGです。
あくまでも依頼者の指示通りに行うことがテープ起こしの目的なので、自分勝手な判断で余計なことをしないようにしましょう。
副業だと思って軽く考えていてもちゃんとした仕事だからね。
ルールを守ってしっかり行おう。
まとめ:特別な能力や知識は必要ない、今すぐテープ起こしに挑戦してみよう
この記事ではテープ起こし・文字起こしの始め方について説明してきました。
以下にこの記事の内容をまとめます。
ココがポイント
- 絶対に必要なもの・ソフトは必ず用意する
- あったほうがいいもの・ソフトは作業効率アップにつながる
- 特別な知識や能力は必要ない
- 一般常識や国語力、パソコンの操作は必要
- 仕事に責任感を持つ
副業はたくさんありますが、テープ起こしは他の副業と比べて始めるに当たってハードルが低いです。
- 副業としてテープ起こしをやってみたい
- 簡単に始められる副業に興味がある
- 新聞や本など、活字をよく読む
- 国語が好き
- タイピングが得意
以上のような思いを持っている方にはテープ起こし・文字起こしがおすすめです。
実際にテープ起こし・文字起こしをやってみたいという人は、実際にMr.Tが通信講座のたのまなで勉強した記事を一度ご覧ください。
これからどのようにテープ起こしを行っていくか、参考になるでしょう。
Mr.Tがテープ起こしを勉強した方法のリンクを貼っておくので参考にしてみてね。
テープ起こしの関連記事
テープ起こし・文字起こしの勉強は通信講座がおすすめ
テープ起こしの通信講座 おすすめ2選 |
|
テープ起こし・文字起こしの勉強は独学より通信講座で勉強することをお勧めします。
テープ起こしは資格がいらず、独学でも勉強可能で手軽に副業として始めることができます。
しかし、テープ起こしの正しいスキルや気を付けなければいけない事項などは独学だとなかなか身に付きません。
通信講座を利用すれば正しいスキルを習得しつつ、第三者の目を通してもらうことで効率的にレベルアップすることができます。
また、通信講座によっては資格取得後の就業支援もあるので、独学で勉強するよりはるかに稼ぎやすいというメリットもあります。
テープ起こしの関連記事
\パソコン操作が苦手でもOK!/