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インフルエンザの時に使っていい解熱剤は? インフルエンザの解熱剤について徹底解説

2020/11/07(土)

 

こんにちは。Mr.Tです。
今回はインフルエンザの解熱剤についてについてです。

 

インフルエンザの解熱剤。

毎年、冬になると流行するインフルエンザ。

かかってしまうと高熱や関節痛などで苦しむことになります。

熱が上がった時には解熱剤を飲むのが一般的ですが、インフルエンザにかかってしまった時に飲んではいけない解熱剤もあります。

今回はインフルエンザにかかってしまった時に使える解熱剤について解説します。

 

使ってもOKな薬

安全とされている薬はアセトアミノフェンだけです。

処方箋の薬だとカロナール、OTC(市販薬)だとタイレノールAなどがあります。

他にもアセトアミノフェンのみ配合されている薬は多々ありますが、複数の成分が入っているものも多いので注意しましょう。

 

使ったらNGな薬

使わない方がいい薬

処方薬、OTCでもよく聞くロキソニンイブプロフェンは使わないほうがいいです。

市販でも売られているロキソニンSや、様々な解熱鎮痛剤に配合されているイブプロフェンは飲まない方が無難です。

これらは解熱鎮痛剤の中でNSAIDsというもの分類されています。

NSAIDsとは、ステロイド以外の解熱鎮痛剤のことです。

安全性が確立されていないのでこれらの薬は飲まないようにしましょう。

絶対に使ってはいけない薬


  • アスピリン
  • ジクロフェナク 
  • メフェナム酸

以上の3種類は絶対に使ってはいけません。

アスピリン、ジクロフェナク(ボルタレン)、メフェナム酸はインフルエンザ脳症のリスクを高めることが報告されている薬なので絶対に飲んではいけません。

 

インフルエンザ脳症とは?

アセトアミノフェン以外の解熱鎮痛剤を服用すると、インフルエンザ脳症の重症化・死亡リスクを高めます。

概要

主に乳幼児や小児に発症する病気で、ウイルス感染症をきっかけに発症します。

脳全体が腫れたり脳内の圧が上昇し、その結果、けいれん・意識障害・異常行動などの神経症状がみられ、血管が詰まったり、多くの臓器が働かなくなり、その結果命に関わることもある疾患です。

症状

  • 神経症状:意識障害、けいれん、異常行動・言動など
  • 発熱、感冒症状、嘔吐、下痢など

治療法

根本的な治療方法は確立されていません。
主に対症療法です。

けいれん止め、解熱剤、ステロイド、降圧剤、免疫抑制剤、脳保護薬、抗凝固薬などが使われます。

 

まとめ


  • 使ってもOK:アセトアミノフェン
  • 使わない方がいい:ロキソプロフェン、イブプロフェンなどのNSAIDs  
  • 絶対に使ってはダメ:アスピリン、ジクロフェナク、メフェナム酸

解熱鎮痛剤はたくさんの種類があるので、パッと見てこの成分がどれに属するかわからないことがあると思います。

取り敢えずは使っても問題ないアセトアミノフェン、絶対に使ってはいけないアスピリン、ジクロフェナク、メフェナム酸は覚えておきましょう。

インフルエンザかどうかは病院で検査しないと症状だけでは判断できません。

病院に行って診断してもらえばベストですが、どうしても行く時間がなくてOTCに頼るのであればアセトアミノフェンにしましょう。

 

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