薬局・薬剤師

【服薬指導】呼ばれた時と投薬時、なぜ二度も名前を確認されるのか?

2021/3/18(木)

 

Mr.T

こんにちは。Mr.Tです。
今回は薬局で薬を貰うときに、呼ばれた時と投薬時、なぜ二度も名前を確認されるのかについてです。

 

~薬局の待合室で調剤待ち中~

薬剤師:「~さん、お待たせしました。」
患者:投薬台へ
薬剤師:「~さんですね。」  
患者:「え?さっき名前呼んだじゃん。 何で二回も名前の確認してんの? 一回目で呼んでんだから、二回目いらないじゃん。」

 

と思っている人も多いのではないでしょうか。

薬局で異なりますが、Mr.Tの薬局では一度患者の名前を呼び、投薬台に来たら名前の再確認をします。  

患者側からすると

 

「無駄、面倒くさい」

 

と思われることも多いのですが、この確認は薬局、患者、双方にとって大切なことなのです。  

 

今回は二度も名前を確認する理由について説明していきます。

 

間違えて持っていく人がいるから

「自分が飲んでいる薬だから間違えるはずがない」

 

と思う人が多いと思います。

いやいや、結構間違うんですよ、これが。

 

先生の話をきちんと聞いてなかったり、理解力が乏しい人は自分が何の薬を飲んでいるかわかりません。

取り敢えず先生が出した薬を飲んでいれば大丈夫と思っている患者さんがたくさんいます。  

名前を読んで全然違う人が取りに来ることは、薬局では日常茶飯事です。

 

投薬台まで来て気づいて、「あ、違った」と引き返してくれる人であればいいのですが、そのまま投薬に突入してしまうと非常に厄介。

 

名前を読んだときに自分の名前でなくても、目があった患者は高確率で投薬台に向かってきます。

 

耳が遠い人もいるので、「呼ばれた気がする」と言って投薬台に来てしまう人もいます。

 

同姓も多いので、鈴木、佐藤、田中さんなんかは名字だけで呼ぶといっぱい投薬台に向かってきますのでご注意を。    

 

代理人が取りに来た場合は薬の内容はわからない

薬を取りに来るのは本人でなくても構いません。

代理人が薬の説明を受けても問題ないのです。

 

患者さんの家族であればまだ何の薬を飲んでいるかわかっていると思いますが、まるで無関心な人、友人、ヘルパーさん、施設の方などは、今受け取っている患者の薬のことをきちんと理解している人は少ないです。

 

そうすると、いくら薬の説明をしても理解しないし、興味もないので聞いてない。

 

無関係な他人の薬を出されても平気で持って行ってしまうのです。      

 

まとめ

ココがポイント

  • 間違えて持っていく人がいるから 
  • 代理人が取りに来た場合は薬の内容はわからない

 

主に以上の理由から、薬剤師は二度も名前の確認を行っています。

他にも理由はあると思いますが、主な理由は今回記した2つだと思います。

 

間違えて出された薬を飲むのは当然、大変危険な行為です。

重大な事故を引き起こす可能性があります。

事故を防ぐためにも面倒ですが名前の確認を行っているのです。

 

確かに、何度も同じことをされるのはイヤです。

しかし、未然に自己を防ぐためにも名前を聞かれたら答えるようにしていただければ薬剤師にとっては幸いです。

 

ムスッとするよりは素直に答えてくれた方がそのあともスムーズに事が進みますよ。

 

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