医薬品

【パップ剤とテープ剤の違い】貼り薬の種類と違いについて徹底解説

2021/1/02(土)

 

Mr.T

こんにちは。Mr.Tです。
今回はパップ剤とテープ剤の違いについてです。

 

パップ剤とテープ剤の違い。

 

「痛いからシップ貰ってきた。」
「シップちょうだい。」

 

患者さん、お客さんからよく言われるフレーズなのですが、

 

「処方で出ているのはテープなんだけど…」
「レジに持ってきているのは明らかにテープだ…」

 

薬剤師にはあるあるだと思います。

 

薬剤師には常識でも、患者さんやお客さんには貼り薬=シップという概念があるのでしょう。

新人の薬剤師でもわからないで入ってくる人もいるくらいですからね。

 

今回は処方薬でよく出されるモーラスに着目し、パップ剤とテープ剤の違いについて解説していきます。

 

パップ

パップとは

皆さんが想像している湿布パップと呼ばれています。

白色で厚みがある貼り薬です。

貼り薬で有名なメーカーである帝國製薬さんのHPによると

 

パップ剤では、支持体として不織布などが用いられ、有効成分と水分を含む軟膏が塗布されています。パップ剤の特徴は、水分の気化熱により貼り付け時に冷たく感じること、そして厚みがあることだと思います。

引用:テープ剤とパップ剤の使い分け | 帝國製薬 消炎鎮痛

 

以上のように説明されています。

 

特徴

特徴

  • はがしやすい
  • はがれやすい
  • かぶれにくい
  • 水分による保湿効果(水分含量40~60%)
  • 厚みによる保護効果
  • 誤って貼り付け面がくっついても元に戻しやすい
  • 腰、背中などの動きが少ない場所に適している
  • 清涼感などのにおいがある
  • 急性の痛みに使われる(冷やす効果があるため)
  • 温感タイプもある
  • 1日2回貼り換える

 

テープ

テープとは

薄くて茶色い貼り薬テープと呼ばれています。

またまた、帝國製薬さんのHPをお借りすると、

 

テープ剤は、ニットなど伸縮性のある基部に、有効成分や粘着剤、香料などの添加物が塗布されています。薄くて伸縮性があり、比較的粘着性が強いことがテープ剤の特徴と言えます。

引用:テープ剤とパップ剤の使い分け | 帝國製薬 消炎鎮痛

 

以上のように説明されています。

 

特徴

特徴

  • はがれにくい
  • はがしにくい
  • 吸収がよい
  • かぶれやすい
  • 関節などの動きが激しい場所に適している
  • においがない
  • 慢性の痛みに適している
  • 1日1回貼り換える

 

パップ剤とテープ剤の違い

ココがポイント

  • 色(薬の種類による)
  • 1日に貼る回数(テープの方が吸収がよいので1日1回、パップの方が吸収が悪いので1日2回になる)
  • かぶれやすさ
  • はがしやすさ
  • はがれやすさ
  • 鎮痛効果に大きな違いはない
  • 貼る場所によって使い心地が異なる
  • においの有無
  • 急性の痛みか、慢性的な痛みか
  • 水分が含まれているかどうか

 

まとめ

以上のような違い、特徴があります。

同じ成分が含まれていてもこれだけの違いがあります。

自分のタイプに合わせて医師に処方してもらいましょう。

 

高齢者では肌が乾燥しやすく、痛みも慢性的なものが多い傾向があるのでパップがオススメですが、貼り換える手間を考えるとテープの方がいいかもしれません。

また、1日1回の貼り付けでいいモーラスパップXRも発売されているので、希望がある場合は医師、薬剤師に相談してみましょう。

 

自分が処方された、または購入した薬が1日に何回貼り付けなのかはしっかりと確認しましょう。

乾燥していると吸収が落ちやすく、かぶれやすくもなるので、肌の保湿も忘れないようにしてくださいね。

 

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参考文献:

  1. 帝國製薬Hp テープ剤とパップ剤の使い分け

  2. 薬の比較と使い分け 100  羊土社

 5

 

対象者

  • 薬剤師
  • 服薬指導をレベルアップしたい人
  • 薬の使い分けを知りたい人
  • 同種同効薬の違いを知りたい人

 

調剤業務に携わる人には必携の参考書です。

非常にわかりやすく説明されており、服薬指導時によく聞かれる質問が満載です。

薬の使い分けに関しては患者さんからよく聞かれるので、この本に書かれている知識ぐらいは最低限欲しいところです。

文章が平易で、イラストや図も多いので新人や調剤初心者、ブランクがある人にもオススメです。

非常にわかりやすく解説されていますが、ボリュームが多いので興味があるところから読んでいきましょう。

Mr.Tが自信を持ってオススメできる一冊です。

 

ココがポイント

  • 服薬指導時によく聞かれる質問をわかりやすく説明
  • 同種同効薬の使い分けを説明
  • 現場ですぐに使える内容が満載
  • 参考文献もしっかりと掲載

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