
こんにちは。Mr.Tです。
今回は速読に関してのお話です。
速読。
誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
一時期ブームになり、今でも速読関係の本はたくさん出ています。
速読の本はMr.Tもたくさん読んできました。
本当に速読はできるのでしょうか?
Mr.Tの結論。
巷で噂される魔法のような速読は、凡人には無理です。
もし、「1冊を1分で読める~」みたいな速読ができるのであれば、一日であらゆる分野の専門家になれるじゃないですか。
1日に何十冊も読めるのであればどんな分野でも専門家になれますよ。
しかし、速読の本を出している人たちに様々な分野に精通している人がいますか?
世に出回っている魔法のような速読ができるのであれば、Mr.Tは今すぐ仕事をやめて医師や弁護士などの難関な道に進みますよ。
それかクイズを勉強してクイズ王になるとか。
そもそも、速読は科学的には否定されています。
読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで理解度は下がるとの研究もでています。
有名な話で、速読選手権のチャンピオンが「ハリーポッターと賢者の石」を47分で読んだ時の感想が
「これはページをめくる手が本当に止まらない素晴らしい一冊だ。最高に楽しかった。子どもたちには大人気ですし、子どもが好きそうなシーンもたくさんあります。でも、ちょっと悲しいシーンもありますね」
いやいや、小学生でも書けるような感想文!
内容を全く理解していないのです。
ただ速く読んでいるだけ。
それでは読書の意味がありません。
本のページを写真のように頭に残す「フォトリーディング」もできる人はいますが、凡人には難しいです。
速読の本との初めての出会いはこの本でしたが、練習してもフォトリーディングは無理でした。
それでも本を速く読めるようになりたい…
という人は多いと思います。
Mr.Tもそうでした。
速読は凡人には無理だと述べましたが、本を読むスピードを速くすることは可能です。
実際にMr.Tも初期のころから比べると格段に速くなりました。
そもそも本を読むのが遅い人、キライな人は以下のような傾向があります。
- 1ページ目から順番に読む
- 最後まで全部読もうとする
- 1回で全部覚えようとする
Mr.Tもそうでした。
まず、この概念をぶっ壊します。
- 全部読まなくていい
- 最初から順番に読まなくていい
- 一回で全部覚えようとしない
- 繰り返して読むことが大事
- 知識がなければ本を早く読むことはできない
結局、本を速く読むためには本をたくさん読むしかない。
これがMr.Tの速読に対する結論です。
以下、実際にMr.Tが読んでみて、速読に関して参考になった本を紹介します。
すべて本の通り読書をしているわけではありません。
自分に合う方法を見つけるしかないのです。
Contents
速読に関するオススメ本
どんな本でも大量に読める「速読」の本
対象者
- 速読に興味がある人
- 速読で挫折した人
- 本を読むのが苦手な人
「知識のストックがなければ速読はできない。」 と断言してくれています。
「速読力=速読技術×ストック」 であると。
高速大量回転法という速読技術を紹介しています。
一回で読み終わるのではなく、繰り返して雪だるまみたいに知識をストックしていく。
繰り返すことでだんだんと知識がストックされていき、速読できるようになる。
今まで自己流で読書をしてきている人や、本を読むこと自体がキライ…という人にオススメです。
こういう読書の仕方もあるのだと気づかせてくれます。
ココがポイント
- 特別な技術や練習を必要としない読書法を学べる
- 読書・速読に関する考え方が変わる
- この本を読めば本を読みたくなる
知識を操る超速読術
対象者
- 速読に興味がある人
- 本を読むのが苦手な人
- 本の読み方を知りたい人
メンタリストDaiGoさんの本です。
速読に関する個人的見解が実に面白い。
論文や最新の研究、自分の体験談から、DaiGoさんの読書に関する方法や意見などがわかりやすく紹介されています。
こちらの本は基礎知識がないと速く本を読むことができないと断言しています。
また、スキミング(拾い読み)も重要視しています。
スキミングによって読み飛ばす部分を決め、読むべき箇所だけを重点的に読む。
すでに知っている部分を何度も読む必要はありませんよね。
「読書とは、最初からすべて読まなければならない」
といった固定観念を持っている人にぜひ読んでほしい一冊です。
ココがポイント
- 「本の読み方」が学べる
- 読書・速読に関する考え方が変わる
- この本を読めば本を読みたくなる
速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド
対象者
- 速読に興味がある人
- 本を読むのが遅い人
- たくさん本を読みたい人
「1冊を3時間で1回読むよりも、1冊を1時間かけて3回見るほうが記憶に残る。」
この本を理解できれば1行1秒で、1度に10冊、300ページ超でも一気に読めるようになると書かれています。
いきなりこのようになるのは難しいですが、確実に読むスピードは上がります。
速読するメリット・メソッドがしっかりと書いてあり、とても読みやすい本です。
「なぜ読むのが遅いのか」の原因も書いてあり、それに対する具体的な解決策も書かれています。
速読だけではなく、どのようにして記憶に残すのかというテクニックも見どころです。
ココがポイント
- 速読の方法が学べる
- 読書スピードが遅い理由がわかる
- この本を読めば本を読みたくなる
まとめ
速読に関しての本はたくさん出ています。
著者によって方法は違ってきます。
万人にあてはまる方法というのはありません。
自分に合う速読の方法を見つけることがベストだと思います。
そのためには本を読まなければなりません。
「卵が先か、鶏が先か」
みたいになってしまいますが、どんなテクニックを知っていても、本をたくさん読まなければ速読はできません。
これは事実です。
取り敢えず一冊、気になる速読関係の本を読んでみてはいかかでしょうか?
使えるテクニックは使う、使えなければ捨てる。
その繰り返しです。
何冊か読んでいると自分に合った速読法が見えてきます。
速読に関しては紙がオススメですが、とっつきやすいのは電子書籍でもあります。
紙と電子書籍のメリット・デメリットについてはこちらの記事から⇩
-
紙と電子書籍のメリット・デメリットについて徹底解説 ~読書するならあなたはどっち?~
Mr.Tは紙も電子書籍も両方使っています。
kindleでは登録してしまえば本を読み放題なので、1ヶ月に2冊も読めば元を取れます。
本を速く読めれば人生が変わることは間違いないですよ。
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