ドラッグストア

ドラッグストアの社員は異動が多い? 人事異動の頻度やメリット・デメリットを解説

2021/10/09(土)

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ドラッグストア・人事異動

 

ドラッグストアの社員って結構頻繁に異動があるイメージなんだけど、実際どうなの?

異動してなんかメリットあるの?

仕事や人間関係をゼロからやり直さなきゃいけないからできれば異動したくないんだよね…

 

今回はこのようなお悩みを解決します。

 

Mr.T

確かに異動は面倒だよね。

けど、店舗の活性化や個人のスキル向上など、異動には様々なメリットがあるよ。

異動頻度はその人の能力や立場にもよるけど、2~3年でそろそろ異動かもと考える人が多いよ。

 

ドラッグストアだけでなく、全国に店舗や支店を置く会社では人事異動は避けられません

頻繁に異動することもあれば、あまり異動しない人もいるので人それぞれです。

 

異動には必ず理由があります。

 

今回はMr.Tの経験を基に人事側ではなく、現場で働く社員目線でのドラッグストアの異動に関して説明していきます。

 

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人事異動とは

クエスチョン

 

人事異動(じんじいどう、change in personnel)は、組織の中で職員の配置・地位や勤務状態を変えることである。新規採用や退職も人事異動の一種であり、一年を通して時期を問わず実施されるものであるが、日本国内では年度末(多くは毎年3月末や、事業年度の末日)を中心に実施される。  

引用:wikipedia

 

人事異動は店舗間の異動だけでなく様々な種類がありますが、今回は現場で働く従業員の店舗間の異動に関して説明します。

 

ドラッグストアの異動の目的

目的

 

異動にはきちんと目的があります。

会社としても異動者本人にしても負担がかかるので、目的もなしに異動はさせません。

 

以下、異動の目的について説明します。

 

成長促進・人材育成

ドラッグストアで行う仕事はどこへ行っても基本的に同じです。

しかし、店舗によって特色があり、どの店舗でも同じように仕事をしてもうまくいきません。

一つの店舗でうまくできたとしても、他の店舗で上手くいくかはわかりません。

なので、人事異動によって複数の店舗を経験することにより様々な経験ができ、自分のスキルが向上します。

 

若手であれば最初は教育店舗に配属され、異動しながら経験を積み、売上が少ない店舗で店長、その後売上の多い店舗で店長などとキャリアアップを図ります。

薬剤師も同じです。

いきなり枚数が多い店舗で管理薬剤師になるのは難しいので初めは教育店舗、枚数が少ない店舗での管理薬剤師、枚数が多い店舗で管理薬剤師とステップアップしていくのが理想です。

しかし、エリアによってはこのように都合よくステップアップできるとは限りません。

枚数が多い店舗の2番手として経験を積み、いきなり管理薬剤師となるケースもあります。

 

ドラッグストアの仕事内容や管理薬剤師に関する記事は以下からご覧ください。

 

店舗の活性化

長年決まった従業員で仕事を行っているとマンネリ化します。

新しい発想も生まれにくく、最終的に他の会社、他の店舗に後れを取ることになります。

 

人間は変化を嫌います。

慣れていることを変えられるのは誰でも抵抗がありますよね。

 

特にパートさんたちは異動が少なく、店長や管理薬剤師などの社員より長く働いている人が多くなります。

新しい人を入れ、新しい血を入れないと組織の活性化に繋がりません。

どうしても同じスタッフだとマンネリ化し、店舗がだれてしまいます。

そうならないために強引にでも異動を行い、店舗としての新陳代謝を高めることが目的です。

 

適正に合わせた人材配置

店舗の中でもレベルがあります。

例えば

 

  1. 売上が高い店舗
  2. 売上が低い店舗

 

売上が高い店舗だと当然人件費がかかり、スタッフが多くて仕事量が多いです。

逆に売上が低い店舗はスタッフや仕事量は少なくなります。

 

実力がある従業員をどちらに配置するのが適切でしょうか?

 

当然、前者ですよね。

 

経験を積むことでレベルが上がっていきます。

レベルが高いのにいつまでも後者の店舗に配置しているのであれば会社として損失です。

 

実力がある従業員はどんどんレベルが高い店舗に配置しないと後続が育ちません。

逆にレベルが低い、自分の能力以上の店舗にいつまでも配置されているとうまく店舗が回らず、会社や店舗にとって大きな損失になります。

レベルが低い店舗に配置し、もう一度やり直すための異動もあります。

 

従業員の労働意欲の改善

人によって違いますが、同じ店舗で長年働いているとマンネリ化するので飽きてしまいます。

Mr.Tはこのタイプです。

1年同じ店舗にいると飽きてしまうのです。

 

Mr.T

いや、半年でも飽きますね。
早く異動させてくれないかなーといつも思っています。

 

このようなタイプには環境を変えてあげることが重要です。

他の店舗に異動させ、刺激を与えることで労働意欲が改善します。

 

逆に新しい店舗ではなじめない、同じ店舗の方がやる気が出るという人もいるので見極めが大切です。

しかし、一つの店舗でずっと働いていてもスキルの向上はあまり期待できません。

様々な店舗を経験することで自分のスキルは向上してきます。  

 

従業員同士のトラブル等もこちらに当てはまります。

どうしても人間ですのであう、あわないがあります。

修復できないような関係なってしまうと店舗の空気も悪くなってしまいます。

このような場合も異動を検討します。

 

不正防止

長年同じ店舗にいると不正が起こりやすくなります。

店舗のトップが変わって不正が見つかった事例は多数あります。

 

トップは全てに責任を持たなければならないのですが、自分で管理できるため、不正を隠すこともできます。

この隠ぺい工作が長年続くと発覚したときに大変なことになるのは容易に想像できますね。

長ければ長いほど不正をする確率は高くなります。

特に管理薬剤師の交代だと在庫の管理が顕著です。

きちんと棚卸をしていなかったりなどで在庫が全然合わないという事例はよく聞きます。

 

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異動の範囲

地域

 

会社によって違うので一概には言えませんが、異動の範囲を選ぶことができます。 

本部配属と出向は会社の意向なので選択はできません。

 

  • 全国職

  • 中間職

  • エリア職 

  • 本部配属

  • 出向

 

全国職

全国どこでも異動OK。
便利屋ですね。

どこに、いつ異動になるかわからないリスクがありますが、給料やボーナスが高く、昇進がしやすいです。

将来のビジョンとして本部配属になりたい出世したいのであれば全国職以外を選ぶ選択肢はありません。

 

エリア職

指定されたエリアの中で異動があります。

自分の住所から~km圏内、または~時間圏内と規定があります。

目安としては、県はまたがずに近隣の市をまたぐぐらいでしょうか。

 

異動により家族と離れ離れ…というリスクを防げますが、給料やボーナスは全国職に比べて低く、昇進もしにくくなります。

会社としては使いにくい人材ですので当然ですね。

 

中間職

全国職とエリア職の中間です。

エリア職と同じで自分の住所から~km圏内、または~時間圏内と規定がありますが、少し範囲が広がります。

隣の県ぐらいは普通に範囲内です。

給料やボーナス、昇進のしやすさも中間です。

家族持ちで単身赴任はちょっと…でもお金は稼ぎたいという人に多いです。

 

本部配属

本部の異動に関しては様々な用件があります。

マネージャーなどの役職に就く、部署の異動など、様々な異動があります。

当然、現場から本部に異動になる人もいれば、本部から現場へ戻る人もいます。  

 

 

少し話がズレますが、本部に対してどのようなイメージがあるでしょうか?

 

「本部っていうぐらいだから仕事ができる人で溢れているのだろう」

 

このようなイメージを持つ人が多いと思いますが、そんなことはありません。

むしろ仕事ができない人が多いです。

本部にはもちろん、現場で成果を上げて本部配属になった人がたくさんいますが、様々な事情で本部配属の人もいるのです。

例を挙げると

 

  • M&Aで吸収合併された会社の元本部、元役職についていた人たち
  • 現場で使い物にならなくなった人たち
  • 現場ではトラブルを起こすので、本部で監視する為

 

他にも様々な理由で本部配属の人がいます。

上記で挙げた例は実際にあった例です。

 

ドラッグストアでは品出しなどの仕事をしなければならず、ペットポトルなどの飲料は重労働です。

重いものを運べないのであれば仕事になりません。

以前、ヘルニアで腰を悪くしてしまい、現場では使い物にならないために本部配属になった人がいました。

店舗での評判も悪く、決して仕事ができる人ではありませんでした。

上記のような例もあるので本部配属になるのも考え物です。

 

バリバリ仕事ができて、会社に貢献したい、オレが会社を変えるんだ!という、意思がある人は本部配属を狙いましょう。

 

 

出向

グループ会社や子会社など、関連する別企業に異動することもあります。

特にM&Aで大きくなった会社ほど行先がたくさんあるので出向する可能性が高いです。

出向もキャリア形成の前向きな出向と訳アリの後ろ向きの出向と様々です。

 

ドラッグストア社員の異動頻度

上昇

 

はっきり言って人によります

異動が多い人もいれば少ない人もいます。

半年で異動になる人もいれば、10年近く同じ店舗に勤めている人もいるので人それぞれなのです。

 

自分が全国職なのか、エリア職かにもよりますし、現在どのようなポジションにいるかで状況が違ってきます。

しかし、だいたい2~3年勤めていると

「そろそろ自分も異動かな…」

と考え始める人が多いです。

 

以下、役職ごとに異動の頻度を見ていきます。

 

管理薬剤師の異動頻度

管理薬剤師はかかりつけ薬剤師や地域支援体制加算を算定しているかどうかで異動の頻度がかなり違ってきます。

なぜなら、異動させると店舗の利益が落ちてしまうからです。

 

管理薬剤師が異動し、かかりつけ薬剤師や地域支援体制加算を引き継ぐ人がいれば異動させやすいですが、現状そこまで都合よく人員がいるとは限りません。

管理薬剤師以外の薬剤師はラウンダー(複数の店舗を掛け持ちする人)やパートなどが多いため、なかなか2番手や次期管理薬剤師が育たないことがドラッグストアの教育の問題でもあります。

 

逆に地域支援体制加算などをまだ取得していなく、スキルアップの途上、どんどん上に上がっていきたいという人は異動の候補に確実にあがり、異動の頻度も多いでしょう。

店舗の利益には関係ないので、どんどん異動させて経験を積ませ、育てるために異動をすることが多いです。

 

中にはかかりつけ薬剤師や地域支援体制加算を算定していない管理薬剤師も多いです。

これからの時代、これらを算定していないと管理薬剤師から外される可能性もあるでしょう。

 

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管理薬剤師以外の異動頻度

管理薬剤師以外の薬剤師は頻繁に異動させられます。

主にラウンダーとして様々な店舗を掛け持ちさせられることも多いです。

 

若手では一つの店舗に固定で勤務していても次期管理薬剤師として教育されるので、その店舗の次の管理薬剤師になるか、他の店舗に異動して管理薬剤師になることが多いです。

 

管理薬剤師をやりたくない人も実際には多いですが、実力がある社員であれば確実に管理薬剤師の話は来ます。

断ると昇進、昇給はあり得ません。

管理薬剤師をやりたくない時点で昇進には興味が無いと思いますが、昇給しづらいのはキツイですね。

 

異動をするのが嫌であればパートになるか、管理薬剤師になって地域支援体制加算を取得してしまえば異動の頻度は確実に減りますよ。

 

パート薬剤師の異動頻度

上記の薬剤師の例では主に社員の前提で説明しました。

 

パート薬剤師ではそこまで異動の頻度は高くありません

あったとしても自宅から通える範囲の近隣店舗が多いです。

 

しかし、人によっては一つの店舗に固定の人もいればラウンダーもいるので、その地域の状況によって変わってくるのが現状です。

 

店長の異動頻度

管理薬剤師と比較するとドラッグストアの店長は異動頻度が高いです。

上記で説明したように、管理薬剤師が異動すると直接的に利益の損失に繋がることがありますが、店長が異動してもすぐには利益の変動はないためです。

 

異動をし、店舗の活性化やスキルを向上させてそのエリアや会社全体のレベルをアップさせることが最大の目的です。

しかし、ほとんど異動をせず、ずっと同じ店舗で働いている店長もいます。

このタイプは主に2つのタイプに別れます。

 

  1. 他にその店舗を任せられる人材がいないから
  2. ヤル気も能力もなく、仕方なくその店舗に固定

 

売上が高い店舗は忙しいので、能力が高い人でないと店長は務まりません。

任せられる人材がいないので、なかなか異動できない人もいます。

 

逆にもうヤル気も向上心もなく、取り敢えず働いているだけという社員もいるのが現状です。

簡単に店長から降格させることはできないので、このような人たちは売上が低い店舗に固定されることが多いのです。

 

店長以外の異動頻度

これは管理薬剤師以外の異動頻度と同じですね。

次期店長として経験を積ませるために異動を頻繁にし、様々な店舗で勉強してスキルを向上させます。

 

一つの店舗しか経験せずにいきなり他の店舗で店長をするのは非常に厳しいものがあります。

店舗によってはやり方や売れるもの、客層などが違うため、自分のスキルの引き出しが少ないとあっという間に売上が下がります。

 

また、問題がある社員は売上が多い店舗で要観察ということもあります。

責任者として任せることができないのであれば誰かが面倒を見ないといけませんから…

 

パート・アルバイトの異動頻度

パート・アルバイトの異動はほとんどありません。

近隣店舗の状況によっては応援に駆け付けることがあり、異動は無いとは言えませんが、他の職種に比べて少ないです。

 

 

Mr.T

異動が嫌だという人はパートの方がいいですね。

社員だとなかなか異動の拒否はしづらいです。

 

 

若く、スキルアップする可能性がある人材は異動をさせ、様々な経験をさせて成長させる。

逆にもうやる気がなく、スキルアップする可能性がない人材は売上の少ない店舗に勤務させておくというのが常套手段です。

異動の頻度は平均~年というのをよく見かけますが、状況や立場によって違ってくるのであてになりません。

 

異動のメリット

おすすめ

 

目的と被りますが、以下のようなメリットがあります。  

 

  • 経験を積むことができる
  • 店舗のマンネリ化を防ぐ
  • キャリアアップ、昇進の為  

 

異動するのは大変ですが、キャリアアップ、スキルアップには大いに役立ちます。

 

異動のデメリット

デメリット

 

メリットがあれば、当然デメリットもあります。

一例ですが以下に挙げて見ます。

 

  • なじむのが大変
  • 一からのスタート 
  • お金がかかる

 

なじむのが大変

新しい店舗に異動になるわけなので、人間関係や仕事のやり方を一からやり直さなければなりません。

自分のやり方でいきなりやろうとするとスタッフから確実に反感を買います。

今までのやり方に文句をつける形になるので当然です。

 

しかし、改善すべき点は改善しなければならないし、自分がやりたいようにしたい気持ちもわかります。

その場合はスタッフとよくコミュニケーションを取りながら少しずつ変えていきましょう。

数日でガラッと変えるのではなく、数ヶ月かけて少しずつ変えていき、気づいたら自分のやりたいようにすべて変わっていたとなるのが理想です。

 

一からのスタート

自分のやり方が通用するとは限りません。

そのまま当てはまればいいのですが、スタッフも違えば立地や客層なども違います。

若い人が多いのか、高齢者が多いのか、客層を分析しなければなりません。

これは薬局もドラッグストアの店舗も同じです。

 

絶対にこのようにすれば上手くいくなんてマニュアルはありません。

その都度店舗によって戦略を練らなければならないのです。

正直、異動ごとに戦略を練って取り組んでいる管理薬剤師や店長は少ないです。

 

ドラッグストアではトップが変わったとしても最初はそこまで売上に変化はありません。

しかし、時間が経つにつれて力不足の管理薬剤師や店長だとボロが出始めます。

きちんと戦略を立てて仕事をしている店長はみんな結果を残してきている店長でした。

あくまでMr.Tの独断と偏見ですが。

 

▼ドラッグストアや薬局の分析に使えるSWOT分析についてはこちらの記事をご覧ください。

 

お金がかかる

複数店舗を掛け持ちしている人ほど地味にお金がかかります。

決まりではないですが、

 

「お世話になります」
「お世話になりました」

 

とお菓子などを置いていく風習があります。

店舗に対しての気持ちなので文句はないのですが、3店舗掛け持ちで異動となると4店舗分お菓子が必要になります。

異動の頻度が高ければ… 

 

Mr.Tの異動の経歴

時計

 

*R4.2月現在

1店舗目:入社2か月で異動
2店舗目:半年で異動
3店舗目:半年で異動
4店舗目:管理薬剤師に就任。以降、管理薬剤師。1年で異動
5店舗目:8カ月で異動
6店舗目:3年半以上勤務で今に至る    

 

最初は全国職でしたが、途中で家族ができたためエリア職に変更しました。

この会社で本部へ行く気はないですし、昇進も興味がなくなったので。

しかし、自分のスキルアップはまだまだしないといけないと思っているので異動させてほしいのですが、現在の店舗で地域支援体制加算を取ってしまったため、なかなか異動できない状況です。  

Mr.Tが異動になった理由は明確でした。

 

1店舗目から2店舗目:管理薬剤師が出かけるためのお留守番要因
2店舗目から3店舗目:応援要員。人件費に余裕がある店舗に異動
3店舗目から4店舗目:前管理薬剤師が諸事情の為退職
4店舗目から5店舗目:前管理薬剤師が体調不良の為退職
5店舗目から6店舗目:前管理薬剤師が諸事情の為退職  

 

すべて都合がいいように使われてきているのがわかりますね。

社員は会社の駒ですから。

文句は言えないのです。

 

「社員は家族です」なんて嘘ですからね。

 

異動を繰り返していますが、実際には配属店舗が異動になっただけで管理薬剤師になるまでは応援要員として複数の店舗を掛け持ちしていました。

週5日、それぞれ違う店舗で働くこともありました。

 

あくまでも配属店舗なので、ドラッグストアの薬剤師で管理薬剤師以外は応援要員として複数の店舗を掛け持ちすることが多いです。

 

異動の頻度を減らす方法

アイデア

 

異動をしたくないのであればパートになるのが手っ取り早いですが、生活のことを考えるとそんな簡単に社員からパートになることはできませんよね。

 

「この店舗が働きやすいからできれば異動したくない…」

 

と考える人は多く、できればずっとこの職場で働きたいと思うことがあるでしょう。

 

以下、確実ではありませんが、Mr.Tの経験から異動の頻度を減らす方法を紹介していきます。

 

圧倒的な成果を残す

あなたが他の人と同じようなレベルであれば異動はさせやすいです。

誰がやっても同じだからです。

 

しかし、あなたが圧倒的な成果を残すと異動させづらくなります

異動させるとその店舗の売り上げが落ちる可能性があるからです。

逆に他の店舗をあなたの力で救ってくれと言われる可能性もありますが…

 

Mr.Tの経験から言うと、薬剤師であれば上記で説明したように地域支援体制加算を取ることが一番の成果でしょう。

 

他は、特に化粧品担当(ビューティーアドバイザー:BA)は固定のお客さんがつきやすいので、圧倒的な成果を残すと異動させづらくなります。

 

色々な店舗を見てきましたが、コンクールなどで上位に名を残すようなBAは異動の頻度が少ないですね。

それほど能力があり、固定のお客さんもついているのでしょう。

 

「あの店舗には●●さんあり!」

 

と言われるようになるとなかなか異動をさせづらくなります。

年齢や経験年数も関係してきますが。

 

化粧品担当に関する記事は以下からご覧ください。

 

他の社員とは違った仕事をする

ドラッグストアの仕事内容はほとんど決まっているので、誰でもできるように教育されます。

なので、どこの店舗に行ってもやること自体はそこまで変わらないので異動を頻繁にさせられるのです。

 

しかし、あなたしかできない仕事をすれば異動をさせづらくなる可能性があります。

 

例えば、薬剤師であれば学校薬剤師や地域の活動、講演などをしている薬剤師はなかなか異動させづらい印象がありました。

異動させてしまうと地域との関係も断たなければならないので、なかなか異動させるのは難しいでしょう。

 

ドラッグストアの社員であれば資格などを活かして他の社員にはできないことを行っているとやはり異動をさせづらくなります。

管理栄養士の資格を活かしてイベントを主催したり、地域のイベントに参加したりなど、自分にしかできない仕事をしている人は異動させづらい印象がありました。

こちらも「他の店舗でも活躍してくれ」と言われる危険性もありますが、店舗の利益のことや地域密着のことを考えるとなかなか異動させづらいですね。

 

 

以上の例はあくまでMr.Tの経験談からですので保証はできませんが、今まで見て来て利益に関係する人はなかなか異動させづらい印象があります。

地域支援体制加算を取得している管理薬剤師や固定ファンがたくさんついたBA、自分の資格や得意分野を活かして地域とのかかわりが深い社員などは利益に関わります。

 

言い方は悪いかもしれませんが、社員は「駒」です。

何も特徴が無い駒は簡単に動かされます。

しかし、特徴がある駒は動かす前に本当に動かしていいのか一度考えるでしょう。

なので、他の人と違うことをしたり、自分しかできない仕事をできる人は強いのです。

 

Mr.T

ドラッグストアで言ったらやっぱり薬剤師の資格は最強ですね。

国家資格で大学に行かないと取れないのですが、取ってしまえば一生使えますし。

薬剤師ではない社員でも資格を活かして自分にしかできない仕事をしている人は多いですよ。

 

まとめ

少しでも参考になったでしょうか。

一言で人事異動と言っても前向き、後ろ向きな事情があり、メリット・デメリットも当然あります。

 

仕事ができる、できないに関わらず異動はありますし、全国展開しているドラッグストアでは覚悟しなければなりません。

エリア職にしても異動は必ずあります。

 

基本的に異動は断れません。

断って異動の話がなくなる事例も多々ありますが、当然上司からの評価は下がります。

昇進を狙っている人は受け入れるしかありません。

自分のスキルアップだと思って受け入れましょう。

異動がイヤなのであれば社員を諦めるしかないです。

 

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