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ドラッグストアのビューティーアドバイザー(化粧品担当)の仕事内容について徹底解説

2021/12/03(金)

ドラッグストア・化粧品担当・beauty advisor

 

Mr.T
こんにちは。Mr.Tです。
今回はラッグストアのビューティーアドバイザー(化粧品担当)の仕事内容についてです。

 

ビューティーアドバイザー(化粧品担当)。  

 

ドラッグストアでは様々なモノが売られており、担当や役職も様々です。

薬剤師、登録販売者、ビューティーアドバイザー(化粧品担当)…  

 

ドラッグストアでは「化粧品」も販売されているので、 ビューティーアドバイザー(化粧品担当) という、担当があります。

 

今回はビューティーアドバイザー(化粧品担当)の仕事内容について説明します。

以下、ビューティーアドバイザー(化粧品担当)をBA(Beauty Advisor)と呼びます。

 

ドラッグストアの職種についての記事はこちらから

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基本的な仕事内容

BAであっても、ドラッグストアの基礎的な仕事は他の担当者と同じく行わなければなりません。

 

「BAだからレジとかやらない」

 

はダメです。

ドラッグストアの基本的な仕事内容は以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

 

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BAの仕事内容

基本的な仕事内容と被るところもあるのですが、BAが特に力を入れている仕事内容について説明します。

 

接客・カウンセリング

BAのメインの仕事です。

化粧品の商品には安いものから高いものまでピンキリです。

お客さんも高い商品の購入には慎重になります。

買って失敗したら損失が大きいですからね。

 

また、自分に合うかどうかを自分一人では判断できないお客さんもいます。

そんな時に活躍するのがBAです。

お客さんとカウンセリングをし、実際に商品を使ってみたりなどをして、お客さんの要望にあう商品を決めるお手伝いをします。

 

接客が苦手だとBAには向かない

ドラッグストアの中で一番接客に力を入れなければならない職種がBAです。

薬剤師や登録販売者なども当然、接客やカウンセリングに力を入れなければならないのですが、正直代わりは何人もいます。

お客さんがその人が嫌なら他の人に行ったり、お店に来なくなったりすることが多いです。

BAも同じなのですが、他の職種よりお客さんと触れ合う時間が長く、より親密になりやすいです。

指名買いも多く、

 

「●●さんが言うなら間違いない」
「●●さんから買いたい」

 

と、お客さんから指名されることが一番多いのがBAです。

 

接客が嫌いな人はBAには向いていません。

接客・カウンセリングの重要さがおわかり頂けたでしょうか。

 

もっと詳しく

 

どうやってファンを自分につけるか?

上記で説明したように、自分にファンがついてくれるとそのお客さんはBAのことを信頼してくれるようなり、商品の販売がしやすくなります。

自分が売りたい商品を売ることができるととてもうれしく、やりがいを感じます。

自分にファンをつけるために具体的に何に注意すればよいのでしょうか?

 

お客さんをよく見る、話をよく聞く

接客時に商品のメリットをたくさん伝えたい気持ちはよくわかります。

しかし、それだと主人公がその「商品」になってしまいます。

あくまで主人公は「お客さん」です。

自分ばかりしゃべってしまうとお客さんは

 

「話を聞いてくれない…」

 

と思ってしまいます。

その為にもお客さんの話をよく聞くように心がけましょう。

 

また、お客さんの話を聞かなくてもよく観察するだけで様々な情報がわかります。

服装、持ち物、アクセサリー、見ている商品…

などなど、他にもたくさんの見るべきポイントがあります。

小さなことでも話のネタになることがあり、そこから距離を徐々に詰めることができます。

例えば明らかに高級そうなバッグやアクセサリーを持っているお客さんだと

 

「お金を持っていそうだから高額な商品をオススメしても大丈夫だな」

 

と判断する一つの材料になります。

逆に安い商品を中心に見ているお客さんに高額商品をオススメしても買ってもらえる確率は低いでしょう。

 

外見ですべて判断することは不可能ですが、ひとつの判断基準であることは間違いないです。

お客さんをよく見て、よく話を聞くようにしましょう。

 

商品購入の目的や使う場所などを聞き取る

化粧品にはたくさんの商品があり、使う目的や用途も様々です。

例えばシャンプーを例にとると、家で使うのか、旅行に持っていくのかなどで買う物が違ってきます。

旅行に持っていくシャンプーは数日分なので特にこだわらない、小分けのものであれば何でもいいという人もいます。

このような時にサンプルを渡してあげるととても喜んでくれます。

サンプルを使ってみたことによって商品の購入に繋がることもあります。

 

また、オフィス内で仕事をしている人はどうしてもエアコンによる乾燥が気になりがちです。

そんな時に肌を乾燥から守ってくれる商品の紹介などもできます。

 

お客さんが求めている商品を紹介するだけではなく、お客さんのバックグラウンドを聞き取り、一歩先を行った接客ができるようになると自然とファンはついてきます。

 

お客さんは女性だけじゃない

「化粧品は女性が使う物」

 

という固定観念はいまだにあります。

実際に化粧品を購入する9割は女性なので仕方がないです。

しかし、男性も化粧品を購入しにカウンセリングを受けに来る人もいます。

自分で使うメンズメイクであったり、女性へのプレゼントなどなど。

特に女性へのプレゼントで来局する男性のお客さんは化粧品の知識があまりない人が多いです。

そんな知識の少ない人にもわかりやすく説明、商品の選択をしなければなりません。

 

「これぐらい常識でしょ?」

 

は通用しません。

 

Mr.T
Mr.Tは化粧品のことはさっぱりわかりません。
口紅の色が少し変わったところで絶対に気づきません。
こんなド素人を相手にもわかるような接客をできなければダメです。

 

学生にもわかりやすく

お客さんのほとんどは成人した方ですが、学生さんも結構来ます。

中には初めて化粧する中学生や小学生まで来ることがあります。

大人よりも金銭的に余裕のない学生さんたちだと使える商品の幅も狭まります。

 

どんなお客さんが来ても対応できるような商品の知識と引き出しの数が重要です。

 

コンクール

BAが大活躍する場の一つがコンクールです。

コンクールの商品は会社、メーカーが販売したいものです。

当然、金額がそこそこ高く、粗利が高いものになります。

 

接客無しで棚に陳列するだけでは絶対に売れません。

BAの接客力を最大限に活かして商品を売り、コンクールで上位を目指します。

コンクールでは新商品季節にあった推奨品が選ばれることが多いです。

 

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対策

DM書き

お客さんが買いたくなるようなDMを書きます。

DMとはDirect Mail(ダイレクトメール)の略で、個人宛に宣伝目的で送られる印刷物や電子メールのことです。

 

下記で説明しますが、BAはお客さんの台帳を作成しています。

よく来てくれるお客さんあてにDMを書くことで売上アップにつなげます。

 

「お得!」
「プレゼント付」

 

などなど、商品に合わせた、お客さんが買いたくなるようなDMを作れるようにしましょう。

 

予約取り

例えば月の初めからコンクールをスタートするとして、始まってすぐに商品が売れるとは限りません。

商品の存在を知らなければお客さんは買わないので。

 

コンクールが始まる前からお客さんに商品の紹介をし、予約を取ることでコンクール開始と同時に爆発的な売上が期待できます。

 

上記で説明したように、ファンをつけてしまえば予約を取ることはそこまで難しいことではありません。

ファンをつけるまでは難しいですが…

 

予約した人限定で何かおまけをつけるという対策をすることもあります。

人間は「限定」という言葉にとても弱いです。

 

台帳管理

商品を買ってくれたお客さんの情報を台帳に管理します。

例えばAという商品を買ってくれたとして、次回来局してくれた時に 「前回と同じもの」 と言われたときに記録を残しておくととても役立ちます。

 

また、ドラッグストアにはたくさんのブランドの商品が置かれているため、この人はKのブランド、こっちはSのブランドをよく使っているという分析にも役立ちます。

同じブランドの商品を頻繁に使っているようであれば、同じブランドの他の商品も売りやすいです。

 

新規会員は上司に報告

会員になってくれたお客さんの数を上司に報告します。

BAはどれだけお客さんを自分につけるかが勝負になってきます。

評価にも関わる可能性があるのでしっかりと台帳管理、報告をするようにしましょう。

 

管理をしっかりと

台帳はノートに手書きか、タブレットで管理しているか会社によって違ってくると思いますが、しっかりと管理しないと台帳を作成している意味がありません。

お客さんが来たらすぐにそのお客さんの情報を取り出せるように、管理をしっかりと行うようにしましょう。

 

売り場作り

その店舗の年齢層にあった売り場作りをします。

入浴剤コーナーの一例を挙げると

 

高齢の方たちであれば「ゆず」や「森」関係の商品。
若い人たちには「新商品」や「アロマ系」の商品。

 

以上の商品が売れる傾向にあります。

 

POP

POP(Point Of Purchase)を売り場に貼り付けることも有効です。  

POPとは、キャッチコピーや説明文、イラストなどを手描きしたものです。  

 

どんなにいい商品でもお客さんに伝わらなければ購入してもらえません。  

まず、お客さんに知ってもらうことが重要なので、POPを使ってお客さんの目に入れ、足を止まらせるということが重要になります。

 

BAはPOPが上手な人が多いです。

商品をお客さんに伝える方法は接客だけではありません。

POPは置いておくだけで勝手に商品の説明をしてくれるので、POP作成が上手い人ほど何もしなくても商品が売れるようになります。

 

発注

店舗の客層に合わせた発注をします。

ファンデーションを例にとると

 

高齢層では高保湿タイプ・色味はピンクまたは焼けた肌色
若年層ではくずれにくいタイプ・標準色

 

以上の商品を多めにストックする傾向があります。

 

棚替え

年に2回、大規模な棚替えがあります。

夏であれば日焼け止め制汗剤がよく売れますし、冬だとボディークリームハンドクリームがよく売れます。

 

きちんと棚替えを行わないと売り上げの損失に繋がります。

真冬に制汗剤を大々的に紹介してもそこまで売れないのはわかりますよね。

 

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在庫管理

BAは自分がお客さんにおすすめしたい商品以外も販売しなければなりません。

中にはコンクール商品であったり、会社が推している推奨品であったり、商品の数は膨大です。

しっかりと在庫管理をしておかないと大変なことになります。

 

また、本部からの送り込みがあるので在庫管理が厄介になることがあります。

送り込みとは、店舗で発注をしていないのにもかかわらず、本部が勝手に店舗に商品を送り込んでくることを言います。

本部はデータと数字を見ながら送り込んでいると建前では言ってますが、正直見当外れが多く、しっかりと在庫管理をしないと商品が売れ残ったり、廃棄になったりします。

売れないもの・いらないものは返品をするか、売れている店舗に引き取ってもらうなどの在庫管理をしないと店舗としての損失が大きくなりますし、棚卸が大変になります。

 

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クリンリネス

常に売り場はキレイに、清潔にしておきましょう。

化粧品は自分を美しく、キレイにするものです。

その化粧品が、ほこりを被った汚い売り場に陳列されていたらお客さんはどう思うでしょうか?  

 

化粧品会議

各店舗のBAが集められて会議を行うことがあります。

その会議では新商品の説明や、推奨品の説明・おさらいなどを重点的に行います。

実際に商品を使ってみることでよりお客さんに詳しく説明できるので、とても貴重な場です。

 

また、他の店舗のBAと交流もできるので情報交換をすることもできます。

ドラッグストアは店舗の立地により客層が変わり、売れる商品が変わってきます。

どの商品が売れ、どういう売り方をしているのか、自店舗で扱っていない商品はあるのかなど、様々な情報を交換することができます。

 

どうすればBAになれる?

いきなりBAになることはできません。

 

「明日からBAやりまーす」

 

と言ってできるわけではないのです。  

新入社員は、最初はドラッグストアの仕事をできるようにならなければなりません。

 

Mr.Tの会社ではBAという職種で新入社員を募集はしていません

入社し、ドラッグストアの仕事の研修をすべて終えてからでないとBAになることはできません。

しかし、中途の社員、パートではBAの募集があります

新入社員、中途と分けてBAになるまでの過程を説明します。

 

新入社員

ポイント

  1. 上司に報告
  2. 研修期間
  3. 試験  

 

1.上司に報告

「BAをやりたい!」

 

と思ったらすぐに上司に報告しましょう。

総合職(または薬剤師)からBAに移るので、シフトや人員配置・直属の上司が変わってきます。

やりたいと思ってもすぐにやれない可能性があるので、早めに報告しましょう。  

 

2.研修期間

教育ができる店舗で研修をします。

接客の基礎や仕事の流れなど、上記で説明したBAの仕事内容を一通りできるようにします。

 

研修の期間中に自分で商品の勉強や成分、効能効果などの勉強も並行して行います。

 

3.試験

筆記試験実技試験があります。

実技の試験では実際に上司にタッチアップをします。

タッチアップとは「美容部員に化粧を施してもらうこと」を意味します。    

合格すると晴れてBAになることができます。

 

不合格だと次回の試験まで再度研修をすることになります。

BAに向いていない判断されると試験すら受けさせてもらえない可能性もあります。

 

中途

中途でBAを希望して入社してくる人たちは元美容部員の方が多いです。

大手の化粧品ブランドでバリバリ働いていた人が来ることもあります。

流れは新入社員と同じです。

採用 → 研修 → 試験といった流れになります。

 

研修期間中に基本的なドラッグストアの仕事内容も覚えなければならないので意外に大変です。

 

辞めていく人が多い

中途で入社してきたBAで辞めていってしまう人が多いです。

前職がバリバリのBAだった人ほど、ドラッグストアのBAとのギャップに苦しむことがあります。

 

ドラッグストアのBAは化粧品の仕事だけをやればいいのではありません。

レジ打ちはもちろん、薬も扱っているので、登録販売者の資格を取るように上司からは圧力をかけられます。

扱っている化粧品も様々なブランドの商品を覚えなければなりません。

 

化粧品の知識やBAの経験があるのはとても有利なのですが、ドラッグストアのBAはまったくの別物だと覚悟してきた方がいいでしょう。

 

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資格は必要?

資格は特に必要ありません。  

化粧品に関して全く知らなくても問題ありません。  

事実、Mr.Tの周りにいるBAは資格なしで、ゼロから始めている人が多いです。

それでも業務に支障がないぐらい、バリバリ働いています。  

 

しかし、まったくの無知からいきなり職場で働くのが厳しいのは事実です。  

きちんと初めから教えてくれる人がいればいいのですが、どこの職場でも丁寧にゆっくりと教えてくれるとは限りません。  

時間があるのであれば予備知識として、資格を取るためにチャレンジしてみるのもいいでしょう。  

店舗にとってBAを採用する時に、ある程度の知識を持った人が来るととてもありがたいですし、採用する確率もアップします。    

 

 

 

登録販売者の資格は取っておいた方がいい

上記で特に資格は必要ないと述べましたが、「登録販売者」の資格は取得しておいた方がいいです。

 

お客さんはOTCの質問も薬局の薬剤師に聞きに来ます。

ドラッグストアではOTCの接客もしなければならず、薬剤師が忙しいときは登録販売者がOTCを接客することになるので、医薬品の知識や資格があって損はありません。

更に、登録販売者の手当がつくので給料もアップします。

 

社員だと昇給・昇進には登録販売者の資格が必須なので、早めにとっておきましょう。

 

Mr.T
登録販売者の資格取得はユーキャンの登録販売者講座がおすすめです。

クリックするとユーキャンの公式サイトへ飛びます。
資料請求は無料です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。  

かなりのボリュームになってしまいましたが、何となくドラッグストアのBAの仕事内容は掴めたでしょうか?  

レジ打ちや薬など、化粧品以外の仕事もたくさんあることが他の会社のBAと比べて大変ですが、とてもやりがいがある仕事だと思います。  

BAに興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。

 

志願すれば一般のパートからもBAになることもできますし、途中でやめることもできます。      

BAに興味がある人に少しでも役立てれば幸いです。

 

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