ドラッグストア

ドラッグストアに転職・入社を考えている人必見! ドラッグストアの仕事内容について徹底解説

2021/9/04(土)

 
こんにちは。Mr.Tです。
今回はドラッグストアの仕事内容についてです。
 

ドラッグストアの仕事。  

ドラッグストアで働いている人はどのような仕事をしているかご存じでしょうか?

担当や役職によっても仕事内容は違います。

薬剤師は薬を、化粧品担当だったら化粧品を担当するのは当たり前なのですが、その他の仕事もしなければなりません。

今回はドラッグストアの基本的な仕事内容について説明していきます。

調剤の薬剤師で中途の即戦力で入った場合はほぼ調剤業務と簡単なOTCのみですが、薬剤師以外でドラッグストアに入った場合はほぼ全員が今回説明する仕事をすることになります。

 

基本的な仕事内容

ドラッグストアで働く上での基本的な仕事内容を紹介します。

開店業務

店舗を開店するための業務です。

 


  • 店舗の鍵開け
  • レジの電源を入れる、お金の準備 
  • 商品やカートなどを外に出す
  • 前日の売上の報告

 

  以上の内容を開店前に済ませます。  

朝礼・夕礼・夜礼

勤務開始時にその日に働くスタッフと顔合わせや挨拶をし、その日の連絡事項を伝えます。

ドラッグストアの営業時間は会社や店舗によって違ってきます。

Mr.Tは現在の会社しか経験はありませんが、それでも開店時間や閉店時間が様々で、24時間営業の店舗にも配属されたことがあります。

何時に誰が入っているかきちんと確認が取れないと混乱を引き起こすことがあるので、必ず勤務開始時に顔合わせをします。  

朝礼では開店前にスタッフ全員が声出しをする店舗もあります。

店長:「いらっしゃいませ~」
社員:「いらっしゃいませ~」

みたいなものです。    

 
Mr.Tは声出しが大っキライです。
惰性でやっているのであれば意味ないっしょ。
時間のムダだと思います。 やってない店舗も多いし。
 

 

レジ業務

レジ打ちはドラッグストアに勤務するのであれば避けられません。

薬剤師・化粧品ももちろん、レジ打ちができなければ話になりません。

レジ担当は「店の顔」です。

お客さんが来店するとき、退店するときに必ずレジの前を通ります。

レジ担当の対応が悪いと店の印象を悪くしてしまいます。

実際にレジ担当に関するクレームが一番多いですし。

レジ打ちでは正確で丁寧に、かつスピーディーにこなすことが求められます。

最近のレジは現金やクレジットカードだけでなく、ポイント・モバイル決済・商品券などなど…

様々な支払方法があるので覚えるのが大変です。

一度体に覚えこませてしまえばなんてことないのですが、覚えるまでに苦労します。

何度も繰り返すしかありません。

 

レジに関する記事はこちらから

レジ・やりたくない
レジなんて大っ嫌い! ドラッグストアのレジやりたくない問題についての個人的見解

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接客

レジ打ちと同様、接客もドラッグストアでは避けては通れませんし、お店の顔でもあります。

接客は店舗での商品紹介だけでなく、電話対応なども含まれます。        

発注

必要な商品を、機械を使って注文する仕事です。

発注には機械が勝手に注文してくれる自動発注と、人間が自身で注文する手動発注の2つに分けられます。  

自動発注

あらかじめ人力でデータを入力しておくことによって、機械が勝手に注文してくれます。

例えば 「商品が3個以下になったら5個になるように発注する」というように設定をしておきます。

実際の商品が売れて現在庫が2個になったら、機械が勝手に3個注文してくれます。

非常に便利ですが、メリット・デメリットがあります。

 

メリット

  • 発注する時間が削れるので、他の業務に時間を回せる
  • 一度設定すれば次回の変更まで変更する必要はない
  • どの商品がどれぐらい売れているのかデータで管理できる 
  • 誤発注が生じにくい

   

デメリット

  • すべての商品の設定をしなければならない
  • 設定するための時間がめちゃくちゃかかる
  • どの商品がどれぐらい売れているのか実感できない
  • 欠品が多くなる
  • 売り場が汚くなる
  • 万引きに気づきにくい

 

手動発注

人間が売り場を回り、商品を一つ一つ見ながら注文する方法です。

手動発注にもメリット・デメリットがあります。

 

メリット

  • 商品に関して詳しくなれる
  • どの商品がどれだけ売れているか実感できる
  • 売り場のメンテナンスをしながら発注するので売り場がきれいになる 
  • イレギュラーによる欠品が少なくなる
  • 万引きに気づきやすい

 

デメリット

  • 時間がかかる
  • 誤発注のリスクが高い 

 

どちらの方法もメリット・デメリットがあります。

自動発注の方が一度設定してしまえば楽なので時代は自動発注ですが、きちんと管理できないと欠品が多くなり、売り場が汚くなってしまいます。

商品が一個売れたらそこに「穴」が生じてしまいますよね。

メンテナンスをきっちりやっていれば修復できるのですが、メンテナンスをサボると穴がたくさんできてしまい、売り場がボコボコになります。

また、ドラッグストア初心者や新しい担当を持った人は、最初は手動発注の方がいいと個人的に思います。

初めてだと何の商品がどれだけ売れているのかがわかりません。

そもそもどのような商品が置いてあるのかもわかりません。

実際に自分で商品を見ながら発注すると商品に関して詳しくなります。

慣れてきたら自動発注に切り替え、データを見ながら判断し、イレギュラーは手動発注で注文すれば問題ないでしょう。  

Mr.Tの体験談

完全な自動発注をしていると噂される他のドラッグストアや、自動発注を積極的に行っている自社の店舗をこっそり見に行きました。

どちらも売り場はボコボコで汚かったです。

購買意欲がなくなります。

どちらも共通していることは、店舗の人数が少ないこと。

自動発注をすれば発注の時間を他の業務に回せます。

しかし、その分の人件費をカットしているのでしょうか?

店舗スタッフが少なく、メンテナンスをする人がいないのでしょう。

スタッフが少ないとレジ打ちなどが大変になり、接客する時間が取れません。

商品を売るチャンスを逃してしまいます。

売上ではなく、人件費カットがその会社や店舗の目標なのであればそれでも構いませんが、お客さんの印象は悪くなる一方ですね。

効率化には大賛成ですが、その分の余力を違う方向にもっていくのは考え物です。    

品出し

納品された商品を売り場に陳列する作業です。

非常に簡単な仕事ですが、かなり時間を取られます。

似たような商品がたくさんあるので間違いやすいし、ペットボトルのケースは重いし…

ドラッグストアの中では比較的簡単な作業なのですが、知力と体力を意外と使う仕事内容です。

品出しに時間がかかるとお客さんに迷惑がかかりますし、ずっと商品の前にスタッフがいると邪魔です。

スピーディーかつ正確にこなす能力が求められます。 

売り場作り

どのような陳列をすればお客さんが購入しやすいか、目に留まるかなどを考えながら実施します。

基本的には本部から「このような陳列をするように」と指示があるのですが、店舗によって客層や売れるものが違うので工夫が必要です。

お年寄りが多い店舗でカラコンの売り場を増やす意味はありませんよね。

介護用品などを増やす方が売り上げに繋がります。

POP(Point of Purchase)を貼り付けることも有効です。

POPとは、キャッチコピーや説明文、イラストなどを手描きしたものです。

どんなにいい商品でもお客さんに伝わらなければ購入してもらえません。

まず、お客さんに知ってもらうことが重要なので、POPを使ってお客さんの目に入れ、足を止まらせるということが重要になります。

売り場のメンテナンス

商品が売れれば当然、売れた商品は無くなります。

そうすると棚に穴が開くのが分かると思います。

商品が棚の奥にあり、その商品をお客さんに見えやすいように前に出す行為を「前出し」と呼んでいます。

また、商品が売れてしまい、棚にない時は「補充」をしなければなりません。

前出しや補充をすることを売り場のメンテナンスと呼んでいます。

売り場のメンテナンスが不十分な店舗は見栄えが悪く、購入意欲が削がれます。

また、商品が奥にあるとお客さんから見えず、欠品していると思われてしまいます。

欠品するとその場での売り上げのロスはもちろん、この店舗の品揃えは悪いと印象がついてしまい、二度と来店してもらえなくなる可能性が高いです。

売り場のメンテナンスは誰でもできる簡単な作業なのですが、とても重要な仕事です。

メンテナンスをすることで何が売れているかなどの商品の傾向や特徴をつかむことができるので、初心者ほど積極的に、考えて行いましょう。

棚替え

売り場の商品の陳列を変更する仕事です。

新商品が入ってきたときや、季節に合わせて棚替えをします。

棚替えを行わないと商品を売るチャンスを逃します。

例えば春であれば花粉症の薬が多く売れるので、花粉症の薬がお客さんの目に留まるように大々的に、数多く陳列します。

しかし、季節が夏になるにつれて花粉症の薬は売れなくなり、水虫や日焼け止め関係の薬が売れ始めます。

この時に棚替えを行っていないと、いつまでも花粉症の薬が陳列していることになります。

 

棚替えに関する記事はこちらから

ドラッグストア棚替え
ドラッグストアの棚替えの方法・メリット・デメリットについて徹底解説

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販売促進(販促)

お客さんが購入したくなる、来店したくなるような意欲を促進するための仕事です。

販促には以下のような仕事があります。

 


  • ポイントカード作成
  • チラシ作成
  • 新商品のお知らせ
  • クレジットカード、モバイル決済などが使えるなどのお知らせ 
  • キャンペーンのお知らせ  

 

などなど、販促には様々な仕事内容が含まれます。

特に近年ではクレジットカードやモバイル決済の割合が増えてきており、ポイントも一緒にたまる支払方法が増えてきました。

クレジットカード、モバイル決済が使えるから来店したというお客さんも多いです。

お客さんに知ってもらうということがとても重要になってきます。  

 
 Mr.Tはキャッシュレス派なので、購入側だと最初に 「モバイル決済使えますか?」 と聞いてしまいます。
 

 

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クリンリネス

店舗の掃除ですね。

店舗内だけでなく、駐車場や店の周りも掃除しないとお客さんは離れていきます。

特にトイレは重要です。

単なる掃除で終わらせるのではなく、「5S」を意識しながら掃除をすることで効果が高まります。

「5S」とは文字の通り、「5つのS」から始まる単語のことです。

 


  • 整理:不要なものを捨てる
  • 整頓:ものの置く場所を定め、すぐに使えるようにしておく
  • 清掃:掃除・点検をする
  • 清潔:整理・整頓・清掃を維持する
  • 躾(しつけ):きれいに使う、ルールなどを守る習慣をつける    

 

見た目がきれいでも使うものがすぐに出てこなければ整頓にはなりません。

探す時間がロスしてしまいます。

何も考えずに掃除をしてはいけないのです。

毎日「はさみどこ行った?」などと言っている人は整頓ができておらず、効率が悪くて仕事ができないというレッテルを貼られます。

そうならないためにも「5S」が大事なのですね。        

期限チェック

当然、商品には期限があります。

期限が切れた商品を売り場に置いておくと…

説明しなくてもわかりますよね。

定期的に期限チェックを行わなければなりません。

すべての商品をチェックし、期限が近いものを前に並べる。

食品などの期限が近いものは特に注意して行う必要があります。  

返品

返品には2種類あります。

 

・お客さんからの返品

・店舗の商品をメーカーに返品  

 

お客さんからの返品は基本的に社員などの責任者が行います。

お金が絡んできますので、責任は重大です。  

店舗の商品をメーカーに返品することもあります。

  • 新商品が入ってきたとき
  • パッケージが変更になったとき
  • 期限が近付いてきたときなどの、店舗で不要になったとき  

中には返品できない商品もあるので、一つ一つ確認が必要です。

廃棄

商品を廃棄する作業です。

期限切れの商品や破損した商品を廃棄します。

機械を使ってデータを入力し、廃棄する商品はゴミ箱へ捨てます。

外から商品だとわからないようにして捨てないと、知らない人が持って行ってしまうこともあるので気をつけましょう。

実際にOTCを廃棄した際、ごみ箱があさられて期限切れの商品を持っていかれたという事例も発生しています。    

店舗間の商品の移動

店舗間で商品の移動をすることがあります。

店舗によって売れるものが違うので、需要と供給が合致したときに使います。

閉店後業務

店舗を閉店するための業務です。

 

・商品、カートの片付け

・レジの電源を落とす、お金の管理 

・防犯システムの管理

 

以上の内容を閉店後に済ませます。

買物で使うカートは、お客さんが定まった場所に置いてくれるとは限りません。

駐車場までもっていき、そのまま放置ということも多いです。

閉店後にカートがすべて揃っているということを確認し、揃ってなければ探し出すまで帰れません。

 

まとめ

ドラッグストアの仕事内容について説明しました。

あくまで一部であり、その他にも役職によって様々な仕事内容があります。

後輩の指導であったり、新しいアイデアを考えたり、店舗の数字を見て改善策を考えたり…

仕事は無限にあります。

その中でやるべき仕事、やらなくてもいい仕事を振り分けて優先的にこなしていかなければ仕事は終わりません。

今回紹介した仕事は新入社員や中途で入ってきた人たちは必ずやらなければならない仕事です。

調剤専門で入ってきた薬剤師は調剤以外の仕事はあまりやらないかもしれませんが、出来るに越したことはありません。

 

ドラッグストアに入社や転職など、就職を考えている人たちに少しでも役立てれば幸いです。

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