医薬品

【目薬・味】目薬をさしたら味がする? 味がする成分と原因について徹底解説

2021/1/06(水)

 
こんにちは。Mr.Tです。
今回は目薬の味についてです。
 

目薬の味。

「目薬をさすと苦いからイヤだ…」
「目薬を飲んでしまっても大丈夫なの?」

目薬をさした後に苦みや甘味を感じることがあります。

体の中に薬が入ってしまったと心配になる人も多いと思いますが、特に問題ありません。

味を感じるのは正常です。

しかし、眼からいれた薬がなぜ味がするのでしょうか?

今回は目薬をさした時に味がする原因と成分について説明していきたいと思います。

 

味がする原因

目薬をさした後、眼の結膜や角膜に吸収されなかった液体は目頭にある涙点という部分から涙管という管を通りへ、さらにはへと流れてゆき、味を感じることになります。

涙点→涙管→鼻→口

目薬をさした後の液体と涙の排泄ルートは一緒です。

口の中に味を感じるのは、余分な液体が排出されていることになります。

目薬の量が多くてさし過ぎていたり、正しく点眼できずに吸収されていなかったりすると味を感じやすく、きちんと点眼できていない可能性もあります。  

 

味がする成分

苦み

  • クロルフェニラミン
  • ナファゾリン
  • スルファメトキサゾール
  • レバミピド

甘味

  • グリチルリチン

 

正しい点眼の仕方


  1. 手をよく洗う
  2. 目薬の先端を触らないようにキャップを外す
  3. できるだけ仰向けの状態で1滴点眼する(1滴で十分)
  4. ゆっくりと目を閉じ、しばらく(1分程度)瞬きをしないでそのままにしておく
  5. 目頭を指で押さえておくと液体の涙管への移行が軽減されるので効果的
  6. 複数目薬があるときは5分間以上点眼間隔をあける

 

まとめ


  • 味がするのは特に問題ないが、正しく目薬をさせていない可能性がある 
  • 成分によって味が違う
  • 正しい点眼方法でさすこと

 

目から薬を入れているのに味がする、薬が口の中に入っていくというのは、患者さんによってはきちんと説明しないと恐怖を感じる人もいます。

味がするから、怖いから点眼をやめてしまう人もいます。

あらかじめ今回説明したことが患者さんが理解できていればコンプライアンスの低下を防ぐことができます。

患者さんが使う目薬の中に何の成分が入っているかをよく確認して服薬指導・接客を行いましょう。

コンプライアンスに関しての記事はこちらから

『コンプライアンス』・『アドヒアランス』・『コンコーダンス』の意味と違いについて徹底解説
『コンプライアンス』・『アドヒアランス』・『コンコーダンス』の意味と違いについて徹底解説

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以下の記事もご覧ください。

 

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