【ステロイド一覧】強さとランクが違う? ステロイドの種類について徹底解説

2021/7/26(月)

 
こんにちは。Mr.Tです。
今回はステロイドの種類についてです。
 

ステロイドの種類。

炎症やかゆみなどに使われるステロイド。

ステロイドにはアレルギーなどの過剰な免疫反応を抑える効果もありますが、不適切な使い方をすると副作用が出ることもあります。

長期で使用すると皮膚が委縮して固くなったり、血管を収縮して一時的に肌が白く見えることがあります。

また、皮膚が薄くなり、血管が浮き出て黒っぽく見えるようになることもあります。

 

ステロイドの副作用についての記事はこちらから

ステロイドには種類があるのをご存じでしょうか?

病院でしか手に入らないものもありますし、OTC(市販薬)で代用できるものもあります。

今回はステロイドの種類について説明していきます。

 

ステロイドの種類は5つ

ステロイドの種類は5つに分けられます。

一番強いものがランクⅠ、一番弱いものがランクⅤとなります。

 


  • ランクⅠ(Strongest)    最も強い
  • ランクⅡ(Very Strong) 非常に強い
  • ランクⅢ(Strong)        強い
  • ランクⅣ(Medium)      普通
  • ランクⅤ(Weak)          弱い

 

ランクⅠ(Strongest) 最も強い

ステロイドの中で最も強い部類です。

医療用では重症例に使われ、OTCでは販売されていません。

作用が強いので、原則として子供には処方されません。

連続して使用する場合は大人では1週間以内が目安です。

医療用ではデルモベートダイアコートなどがあります。

 

ランクⅡ(Very Strong) 非常に強い

ステロイドの中で2番目に強い部類です。

医療用では重症例に使われ、OTCでは販売されていません。

大人では体幹部、子供では腕や足など四肢に使われます。

連続して使用する場合は大人では1週間以内、子供は数回程度が目安です。

医療用ではアンテベート、リンデロンDP、マイザーなどがあります。

 

ランクⅢ(Strong) 強い

ステロイドの中では中間の部類です。

医療用、OTCのどちらとも幅広く使われます 大人では全身から体幹部、子供では顔や陰部を除く体幹部に使われます。

連続して使用する場合は大人では2週間以内、子供は1週間以内が目安です。

医療用ではフルコート、リンデロンV、ベトネベートなどがあります。

OTCではベトネベートS、フルコートfなどがあります。

 

 

ランクⅣ(Medium) 普通

医療用、OTCのどちらとも幅広く使われます 大人、子供ともに顔を含めた全身に使われます。

連続して使用する場合は大人では2週間以内、子供は1~2週間以内が目安です。

医療用ではロコイド、キンダベート、アルメタなどがあります。

OTCではメディクイック、コートf AT軟膏などがあります。

 

ランクⅤ(Weak) 弱い

医療用、OTCのどちらとも幅広く使われます 大人、子供ともに顔を含めた全身に使われます。

お尻や陰部にも使うことができます。

連続して使用する場合は大人、子供ともに2週間以内が目安です。

医療用ではプレドニゾロンなどがあります。

OTCではコートf MD軟膏などがあります。

 

ステロイド一覧表(代表的なもの)

 

 

まとめ

以上、ステロイドの種類について説明してきました。

強さによって使える部位が違ってきます。

OTCで販売されているものもありますが、ランクⅠ、Ⅱは販売されていませんので病院で処方してもらいましょう。

ステロイドは効き目が他の薬よりも強いですが、長期で使ったり使い方を間違えるととても危険です。

自己判断で使用せず、必ず医師や薬剤師・登録販売者に相談して使うようにしてください。

 

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参考文献:

  1. https://www.triple-farm.com/sg/static/sp/steroidal/
  2. 鳥居薬品主なステロイド外用薬一覧表